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臣「…そういえば、仕事終わってすぐ隆二に話した」



『……そっか』



臣「おめでとうって言ってくれたよ」



『え、なんか隆二らしくないね(笑)』






あんな隆二でも人におめでとうって言えるんだ…。まぁこんなこと本人に言ったら殺されるだろうし言えないけど(笑)



でも隆二はその言葉を発した時どういう心境だったのだろうか。そう言うしかないと思ったから?それとも心からそう思った?もし心からの祝福の意なのだとしたら、隆二にとって私はやっぱり遊びでしかなかったという事だ。



ていうか、私はいつまで隆二のことを気にしてるんだ…。






『…言ったのは隆二だけ?』



臣「うん。全員に言ったら岩ちゃんとか健二郎くんがうっとうしいから(笑)」



『あ、かわいそう(笑)』



臣「だって事実だし(笑)」






まぁそれは私も同感だ。



まだ2回しか会ったことはないけれど、私が酔ってしまって臣くんにもたれかかっただけでも剛典は騒ぎ出すので、付き合ったなんて言ったらすぐにお呼び出しがかかりそう。



私とあなたの関係はなんなんですか…?って話だよ(笑)






臣「あ、でも岩ちゃんが新年会おいでって言ってたよ」



『あぁ…、それ電話で言われた(笑)』



臣「なんだよ、ちゃっかり自分で誘ってんのか(笑)明後日にやるっぽいけどどうする?」



『んー……』






本気でどうしようか?



誘われた時は部外者の私が行くのはちょっと…という考えで迷っていたが、今はそれに加えて隆二に会うのが少し気まずいというのもあるので更に行きたくなくなってきた。



どんな顔して会えば良いのだろうか…。






臣「…もしかして隆二に会いたくないから迷ってる?」



『えっ?』






だめだ…。臣くんに変な心配かけてどうすんのよ…。






『いや、そーゆうわけじゃなくて…』



臣「じゃあなに?」



『なにって…、私一般人だよ?三代目のメンバーでもなければマネージャーでもないのに、私が新年会に参加するのってなんか変じゃん』



臣「なんだ、そんなことか(笑)」



『そんなことじゃないよ!それに他のお客さんに気づかれたりしたら面倒だし…』






誰、あの女…?なんてことになるのは勘弁だ…。

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水澄柊香(プロフ) - キャンさん» じゃあ陣さんの愛人に…((( (2015年5月9日 16時) (レス) id: bc7e7b2bbc (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 登坂ゆずさん» 本間ですか!ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年5月7日 23時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
登坂ゆず(プロフ) - 最高でした。 (2015年5月7日 23時) (レス) id: 2793cf6666 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!もっと面白い絡みがあってのイチャイチャを書きたかったのですが、文字数が足りなさすぎて全然でした(´Д`)短編で隆二くんの話を考えときますね! (2015年5月7日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうごさいます!残り僅かで、充分イチャイチャしてました!隆二と幸せになってくれて本当に嬉しかったです。ずっと読み続けてきて良かった。続編でも別のお話でも、私は隆二推しでキャンさんの書く隆二が好きなので、また隆二作品を期待してます! (2015年5月7日 22時) (レス) id: e56153c529 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キャン | 作成日時:2015年3月6日 10時

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