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臣「ごめん隆二、この間お前とELLYが話してるの聞いちゃったんだ」
隆「……えっ?」
臣「Aの為に彼女と別れたって話」
一瞬だけ見開いた隆二の目を真っ直ぐ見て、変に誤魔化そうとせず素直に打ち明けた広臣。
まぁ隆二はなんとなく広臣に聞かれていたかもしれないと思っていたのでそれを言われたところで大して驚かなかったが、その冷静さのおかげでもしやそれが原因で2人は別れたのか?と気づかされた。
だからお前のせいだって言ったのかよ……と、嫌々でも分からざるを得ない状況だ。
隆「…でもそれがなんだよ。臣がAにその話したわけじゃねーだろ?」
臣「あぁ俺じゃない。多分ELLYだ」
隆「………だろうな。それAが言ってたし」
臣「はぁ?いつそんな話したんだよ」
隆「……臣に、Aの迎えを頼まれた時…」
ここは変な嘘をつかない方がいいと、あの時家に上がらせてもらったと正直に打ち明けた隆二。
だがあんな話をしたせいでAが広臣をフッたというのは、どうも結びがたいらしい。
臣「Aは異常に優しいから俺が傷つかないように成績がやばいって言ったんだろうけど、別れ話をしてきた本当の理由は隆二の気持ちを知ってしまったからだよ、きっと。あいつは今でもお前のことが大好きだから」
隆「なんでそー思うんだよ?」
臣「一番近くでAを見てきたのは俺だぞ?そんなの顔を見てれば分かるって。俺が隆二の名前を出しただけで誰が見ても分かるほど表情が分かるし」
隆「…意味分かんねぇ。」
臣「とにかく!俺は完全にお前に負けたんだよ。だからお前がAのことを本気で想ってるなら卒業式の日迎えに行ってやれ」
隆「……臣はそれでいいのかよ?」
臣「あぁ。ただしまたAを傷つけたりしたら今度は許さねぇからな。どんな手を使っても奪いにかかる」
隆「……分かったよ」
幸せにしないとぶっ殺してやる!なんて暴言を吐く広臣に、隆二は小さくありがとうと言って頭を下げたのだった。
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水澄柊香(プロフ) - キャンさん» じゃあ陣さんの愛人に…((( (2015年5月9日 16時) (レス) id: bc7e7b2bbc (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 登坂ゆずさん» 本間ですか!ありがとうございます。゚(゚´Д`゚)゚。 (2015年5月7日 23時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
登坂ゆず(プロフ) - 最高でした。 (2015年5月7日 23時) (レス) id: 2793cf6666 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 涼さん» ありがとうございます!もっと面白い絡みがあってのイチャイチャを書きたかったのですが、文字数が足りなさすぎて全然でした(´Д`)短編で隆二くんの話を考えときますね! (2015年5月7日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
涼 - 完結おめでとうごさいます!残り僅かで、充分イチャイチャしてました!隆二と幸せになってくれて本当に嬉しかったです。ずっと読み続けてきて良かった。続編でも別のお話でも、私は隆二推しでキャンさんの書く隆二が好きなので、また隆二作品を期待してます! (2015年5月7日 22時) (レス) id: e56153c529 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キャン | 作成日時:2015年3月6日 10時