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『……そういえばさ、みんなホワイトデーの準備はしてくれたかな？』
今日は3月12日。
つまり明後日はバレンタインデーにチョコをもらった男子がその女子にお返しを渡すホワイトデーと呼ばれる日であって……、仕方なくメンバーにチョコをあげた私はお返しをもらう権利を持っているのだ。
まぁ残念な事にあげた物は手作りではなかったが。
『もちろんお返しくれるよね？』
己「俺はちゃんと用意してあるよ」
『うわ、さすが直己さん！』
直己さんならなにも言わなくても用意してくれていると信じていたよ。
もう大好き←
隆「ちょ、直己さんマジっすか？Aがくれた物ちゃんと確認しました？」
己「確認もなにも、みんなその場で食べたじゃん」
『そうですよ。あんなに喜んで受け取ってたくせになにを言ってるんですか？』
健「おい、俺らがいつ喜んでたって言うねん。お前自分があげた物分かってるか？」
『…わ、分かってますよ……』
私がバレンタインデーにみんなにあげた物…。
それは現場へ向かっている途中でコンビニに寄った際に自分が食べたくて購入したチョコボールのいちご味で、現場に到着してすぐメンバーにチョコを要求されたので仕方なく１つずつあげたのだった。
つまり私はバレンタインデーだという事をすっかり忘れていて、たまたま持っていたチョコボールをあたかも最初からあげるつもりだったかのように全員の口に放り込んだのだ。
だからみんなが喜んでいないのは当たり前で…、
臣「用意してると思うなよ？」
と言われるのも当然。
えぇ、申し訳ないと思っていますよ？こう見えても一応ね？
『…お返しなんていらないんで大丈夫です。直己さんのはありがたく頂戴しますけど、他のみなさんは気を遣ってくださらなくて結構ですので』
EL「え、そんな言い方されると逆にこっちが申し訳ない気持ちになるんだけど(笑)」
岩「そうだよ(笑)じゃあ仕方ないから俺はGODIVAのチョコレートを買ってきてあげるね」
『え、マジっすか？』
岩「マジっす」
『…岩ちゃん大好き。愛してる』
岩「俺も愛してる。結婚しよ？」
『うん、する』
直「バカか！」
おい、バカってなんだよ？←
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片寄えま(プロフ) - キャンさん» ポメラニアン！笑 でもねー耳がデカくてね笑 よくチワワに間違えられるんだよね笑 (2015年4月5日 22時) (
レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» マジか(笑)なに飼ってるん？ (2015年4月5日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - 私も犬飼っててね、臣くん並みにいや、臣くん以上に親バカだよ笑 (2015年4月5日 22時) (レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» ありがとうございます！え、私の事も好き………？それはさすがに照れますなぁ( ´艸｀)頑張りまーす！ (2015年4月4日 19時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - いつも読ませていただいてます！スッゴくこの小説も作者様も好きです！こらからも頑張ってください(*≧∀≦*) (2015年4月4日 19時) (レス) id: dbcb743884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャン
| 作成日時：2014年12月27日 0時
