番外編３ ページ41
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監「…ま、まぁ良いんじゃない？笑」
『……ありがとうございました…』
そんな感じで１人と１匹での撮影を終えた私。
恐らく私の笑顔は最後まで引き攣っていただろうが、これでも頑張ったのだから少しは褒めてもらいたい気分だ。まぁ一応プロなので頑張って当たり前なのだが。
「じゃあ直己さんとミアカさんが端っこでー」
『はーい』
ソロショットの次はパフォーマーだけ、そしてその次がボーカルの２人も含めて全員という流れなので、私は恐る恐るといった感じでリードを手にとって言われた位置へと移動した。
なにも言わなくても黙って私についてくるメスのダルメシアン。
この子は本当に賢い。賢いのだが体の大きさに対する恐怖は未だに抜けない…。
『…これ、ビーグル？』
健「そやでー」
『……へー…』
普段うるさい私がここで変に黙っているとメンバーに怪しまれそうなので、口角を片方だけ吊り上げた状態で右隣に立っている健ちゃんの犬をじっと見つめてみる。
ビーグルかぁ。ちょっと可愛いな。
EL「…なんかビビってない？笑」
『はぁ？ビビってなんかないし』
己「嘘だ(笑)」
『嘘ちゃいますって！』
ビビってるさ。いくら相手がビーグルでもビビるさ。
『さぁ、さっさと撮って焼肉にでも行きましょう！』
直「お、良いねぇ(笑)」
岩「えー、俺は寿司が食べたいなー」
健「ほな１人で行けや」
岩「いや、それは勘弁してくださいよ」
あ、寿司って言葉聞いたら私も寿司が食べたくなってきた。
しかし私が焼肉という限定したワードを言ったせいで岩ちゃん以外はもう焼肉の口になっているようなので、言い出しっぺである私が寿司にしようなんて今更言えるわけもなく、
とにかく早く終わってくれ…！
と、どっちにしろ今は祈るだけだ。
なんで人間は動物を飼うのかね？１人暮らしの人は寂しいからとか癒されるからとかいう理由をよく述べているが、猫好きな私からしてみてもその理由はさっぱり分からない。
まぁそんな事を言っている自分が一番寂しがり屋で、常に癒されたいと思っているんだろうな。
『……犬、飼おうかな…』
なんだか今になって突然このダルメシアンが可愛く思えてきて、さっきよりはマシな笑顔で撮影に臨むことができた私であった。
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片寄えま(プロフ) - キャンさん» ポメラニアン！笑 でもねー耳がデカくてね笑 よくチワワに間違えられるんだよね笑 (2015年4月5日 22時) (
レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» マジか(笑)なに飼ってるん？ (2015年4月5日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - 私も犬飼っててね、臣くん並みにいや、臣くん以上に親バカだよ笑 (2015年4月5日 22時) (レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» ありがとうございます！え、私の事も好き………？それはさすがに照れますなぁ( ´艸｀)頑張りまーす！ (2015年4月4日 19時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - いつも読ませていただいてます！スッゴくこの小説も作者様も好きです！こらからも頑張ってください(*≧∀≦*) (2015年4月4日 19時) (レス) id: dbcb743884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャン
| 作成日時：2014年12月27日 0時
