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『……玲於…？』
楽しい事をしたいという発言のせいか、なぜかソファーに押し倒されている私。
玲於がこんな事するわけがないし、いつも私なんか相手にされないのになぜだ…？
『…退いてよ』
玲「なんで？」
『え、なんでってなに…』
退いてという頼みに対してなんで？と返すのはおかしいだろ。
私の上にいるのが裕太ならなにも言わないのだが、さすがに玲於はまずい。
『…どうしたんですか』
玲「んー、楽しい事しようかなーって」
『……このどこが楽しいんですか』
玲「いやいや、これからでしょ」
そう言った玲於はいわゆる不敵な笑みというものを浮かべていて、顔を見ただけでなにをしようとしているのかは明らかだった。
『…お願いやから退いて』
裕太、来るなら今でしょ！と心の中で叫びながら玲於を押し退けようとするが、顔に似合わず驚くほどマッチョな彼を簡単に退ける事はできず、抜糸をしてもまだ万全な状態ではない脚には力を入れられないのでどうしよもできない。
宅急便でも良いから誰か来てください！
玲「Aさ、俺の事好きなんでしょ？」
『……ほ…？』
玲「いや、ほ？じゃなくて。今日それ言い過ぎ」
別に言いたくて言ってるんじゃないし。
『……好きなんて言ったっけ…？』
玲「態度で分かるでしょ。でも最近会いに来なかったね。なんで？」
『なんでって…、別に理由はないけど』
そりゃ理由はある。
裕太との関係を切ってから一緒に帰ったりする事が減ったのでジェネの楽屋に行く用事がないし、太ももの事情はヒロさんとあつしさんと三代目メンバー、そして裕太しか知らないので変な歩き方の状態でわざわざ行く必要もない。
レコーディングで龍友くんと涼太がなにも言ってこなかったのは幸いだった。
『なんや、そんなにウチに会いたかったん？笑』
こういう場面では下手に退けようとしたり抵抗したりすると余計に煽ってしまう可能性がある為、どうしかして笑いを誘って変な気を失くす事が重要である。
いつもの自分のテンションでいけば、玲於は呆れて退いてくれるはずだ。
『可愛いなぁ、玲於たんは(笑)』
玲「………は？」
『は？ってなんや。ウチの方が先輩やぞ！』
玲「そんなの関係ないし。俺の事可愛いって言うから悪いんだよ」
『え、ちょ、待って…！』
どうやら私の考えは間違っていたようだ。
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片寄えま(プロフ) - キャンさん» ポメラニアン！笑 でもねー耳がデカくてね笑 よくチワワに間違えられるんだよね笑 (2015年4月5日 22時) (
レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» マジか(笑)なに飼ってるん？ (2015年4月5日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - 私も犬飼っててね、臣くん並みにいや、臣くん以上に親バカだよ笑 (2015年4月5日 22時) (レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» ありがとうございます！え、私の事も好き………？それはさすがに照れますなぁ( ´艸｀)頑張りまーす！ (2015年4月4日 19時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - いつも読ませていただいてます！スッゴくこの小説も作者様も好きです！こらからも頑張ってください(*≧∀≦*) (2015年4月4日 19時) (レス) id: dbcb743884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャン
| 作成日時：2014年12月27日 0時
