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『………緊張したー…』
無事に24WORLDを録り終えた私はブースから出た瞬間に一気に緊張感から解き放たれ、涼太の隣にドスッと腰を下ろすと思いっきり彼に体重をかけてもたれかかった。
そんな私に嫌な顔一つせず頭をポンポンッとしてくれる涼太は、まさに優男だ。
涼「お疲れ(笑)」
龍「おい、俺らよりうまく歌うなよー」
『え、ウチのアルバムやねんけど…(笑)』
私のソロアルバムなのに彼らの方が目立ったらおかしいし、俺らよりうまく歌うなと言われても私自身はうまく歌えたなんてこれっぽっちも思っていない。
しかしボーカルとして活動している彼らに歌がうまいと言われるのは本当に嬉しい事であり、
AT「すげぇ良かったよー。ちゃんとAらしく歌えてた」
ﾋﾛ「うん、やっぱり２人を呼んで正解だったな。Aの魅力が最大限に引き出されてたよ」
と、ヒロさんとあつしさんに褒めてもらえたというのも最高潮に嬉しい。
『でもまだまだ終わりは見えへんなぁ』
AT「じゃあ残りの３曲も２人と一緒に歌うか？」
龍「俺は全然良いですけど(笑)」
涼「Aの歌声がこうやって聴けるなら毎日でも(笑)」
『いえ、遠慮します。君達の歌声を聴いてたら心臓がもたないので』
彼らの歌声はEXILE TRIBEとしてステージに立つと絶対に後ろで聴く事になるのだが、歌声だけがストンと耳に入ってくるレコーディングという形で聴くのはさすがにドキドキしてしまう。
特に涼太の声は私のツボにはまっていて、５分だけで良いからあの声を独り占めしたい…なんて変な欲求さえも生まれてくるほどだ。
どこまで変態なんだ、私は…。
『…てかお腹空いたー』
ﾋﾛ「じゃあみんなで飯行くか」
龍「え、俺らも良いんっすか！？」
AT「嫌なら来なくて良いよ(笑)」
涼「いや、行きます行きますー！」
おい、なんて可愛い反応をするんだね君は？
今現在私の太ももが元気な状態なら、君はきっとこの狼女の餌食になっていた事だろう。運が良かったな。
『てか奢りですか！？』
ﾋﾛ「奢ってもらう気満々だろ(笑)」
『そりゃ当然。ウチの財布の中745円しか入ってないんで』
悲しい現実だ…。
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片寄えま(プロフ) - キャンさん» ポメラニアン！笑 でもねー耳がデカくてね笑 よくチワワに間違えられるんだよね笑 (2015年4月5日 22時) (
レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» マジか(笑)なに飼ってるん？ (2015年4月5日 22時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - 私も犬飼っててね、臣くん並みにいや、臣くん以上に親バカだよ笑 (2015年4月5日 22時) (レス) id: f67bca3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
キャン(プロフ) - 片寄えまさん» ありがとうございます！え、私の事も好き………？それはさすがに照れますなぁ( ´艸｀)頑張りまーす！ (2015年4月4日 19時) (レス) id: 4b6fddb3df (このIDを非表示/違反報告)
片寄えま(プロフ) - いつも読ませていただいてます！スッゴくこの小説も作者様も好きです！こらからも頑張ってください(*≧∀≦*) (2015年4月4日 19時) (レス) id: dbcb743884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キャン
| 作成日時：2014年12月27日 0時
