【文スト】【ノゲノラ】機凱とヨコハマ

機凱と第２話 ページ3

森「ねぇねぇ、太宰君」

其処は、ポートマフィア首領室だった

太「何でしょうか？」
森「頼み事が有るのだけどね」

太宰は心の中で言った。
(こういう時は、.....蛞蝓と組まされる...災厄だね)

そんな、太宰の内心を知ってか知らないでか、
いや、多分前者だが、森...首領は続ける

森「“ブルーローズ”を知っているかい？」
そう、世間話のように話し出す首領。

太「ブルーローズ、ですか...」

...答えながら太宰は、昨日の友達(安吾と織田作)との会話を思い出していた

＿＿＿＿＿＿

安「ああ、今日もですね」
そう微笑しながら杯を持ち上げる安吾

織「今日も...何だ？」
そう聞き返す織田作
答えるのは、安吾ではなく

太「皆が集まったって事だよ織田作...さぁ、乾杯しよう」

そう言い、杯を持ち上げた太宰に倣うようにして、織田作も杯を上げ、乾杯した

＿＿

安「“ブルーローズ”って知ってますか？」
織「聞いた事は有るな...」
太「受けた攻撃を解析・模倣する機械...って聞いたね」

最近裏社会で割と有名になっている、機械...だった
織「能動的に反撃するから、接触回避必須とも聞いたぞ」

まぁ、そんな感じで有名になっていた

＿＿＿＿＿＿＿＿

太「話は聞いたことが有りますね...其れがどうしましたか？」
森「少しマフィアに誘うおうかなって」

(あ、此れ駄目な奴だ、あ、展開読めたよ私凄い!!!)


森「と言う事で太宰君。中也君と合同でマフィアに入れる事！喧嘩はしないように」

あくまでにっこりと笑顔で言う森だったが、其れは悪魔の微笑みだった。

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