【文スト】【ノゲノラ】機凱とヨコハマ

機凱と第１８話 ページ19

「uc209番機けんぷ………型3f……5……？、済まねぇな。………俺には到底呼べそうにも無いから……短くしても良いかァ？」

………………、？
意味、分から、…ない。
当機は……、当機は………、機械。
名前なんて持たない、………殺戮兵器。

……………つまり…、別名を要求…？
なら、……

「【許可】＿＿＿【申請】＿＿サフィ＿が良い」
「…………突っ込んでも良いか。………真逆だけどテメェ……、口調模索中なのか？」

………、確かにそうかも知れない、かも。
「【返答】＿＿＿＿＿おそらく」
人類種＿中原中也＿が何か言いたげな表情をした。
暫くその人類種は考えてから言った。
「テメェはテメェのしたいようにしろよ、………俺が言えるのは、自分を知る事から始めねぇと、疲れるぞ？」
…………当機を、知る？？
当機が？？
「【反論】＿＿＿当機、当機の事＿把握してる＿＿＿【例示】＿機体温度26度、稼働速度最高時の32%、制限稼働(セーフモード)起動可能、周辺温度27度、周辺湿度34%＿＿＿まだ、聞く？？」

「違ぇよ。……碌に自分に内面が解ってねぇのに他人の事考えるなっつってんだよ」


…………………、太宰の事……？




………………………矢ッ張り分から、無いよ。

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