出逢ったことがすべて 2

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takanori


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剛典『おはよーございまーすー！』


直人『お、元気だねぇ。もう昼だけど』









あれから数ヶ月。
Aちゃんとは順調にカップルしてる。

職業柄、堂々とデートできないけど
それを分かってくれてる彼女はやっぱり完璧だ。









" 大丈夫。剛典くんが無事に家に帰ってきてくれるだけで
私は幸せだよ。笑 "









剛典『〜っ、可愛いなまじで…………』









健二郎『…なぁ最近大丈夫か？』

隆二『え？誰が？』

健二郎『がんちゃんしかおらへんやろ』

隆二『あー大丈夫じゃない？彼女ちゃんでしょ？』

健二郎『ここ最近スマホ見てニヤついてるし
遠くの方見てもニヤついとるで』

隆二『相当惚れてるってことでしょ』






健二郎さんと隆二さんがそんな会話してたなんて
もちろん知らない。

後々臣さんから聞いて気を付けようと思ったけど無理だよね。









A今日も遅い?









最近はAちゃんからLINEが来ることが多くなった。
俺としてはめちゃくちゃ嬉しいし大進歩。









剛典多分……9時くらいかな。ごめんね、いつも









A大丈夫、気にしないで!一応ご飯作るけど、もしメンバーさんと食べるってなったら連絡してね!じゃ、お仕事頑張れ〜!








うさぎの可愛いスタンプと共に送られたLINE。
この子は文面までも可愛いんだな……。
Aちゃんからの " 頑張れ " のおかげで
仕事が捗ってスムーズに終えることが出来た。









広臣『機嫌良いじゃん』


剛典『へへ、彼女っていいっすね』


広臣『それ俺らに対しての嫌味か笑』


剛典『違いますよ！ただそう思っただけ！』








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直人『なぁ〜この後久々みんなで飯行かね〜？』


健二郎『いっすね、俺空いてますよ』


隆二『がんちゃんがんちゃん』


剛典『ん？』


隆二『まさか断る？』


剛典『………はい？』






隆二さんに肩を組まれ、そう迫られる。
かと思えば左側に健二郎さん。





健二郎『聞きたいこと山ほどあんねん。』


剛典『いやぁ………笑』








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直人『ではでは〜かんぱーい！！！！』









Aちゃん、ごめん。
逆らえなかった。笑









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