出逢ったことがすべて 2

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takanori


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隆二『一緒に住んでんの？』


剛典『まぁ…はい』


隆二『へー！どんな子？』


剛典『どんな子って言われても……』









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" 絶対好きになりません "

" 邪魔です "

" 剛典さんが言うと本気に聞こえるので嫌です "









気が強くて思ったことすぐ口に出ちゃうような子。









" 好きなんです "

" 剛典くん！ "

" 剛典くんでよかった "






でも心開いたらちゃんと女の子らしい部分もあって
純粋だからすぐ顔赤くなるような子。









隆二『え……笑ってるんだけど……』


直人『あいつ大丈夫か……？』


広臣『あーまたやってるよ』









それでいて彼女は………









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剛典『完璧ですね。』









隆二『お、おう……？』


直人『ほう………』


剛典『あれ？何かおかしなこと言いました？』


隆二『ううん、何も……』









あーほら、メンバーがAちゃんのこと
聞いてくるから逢いたくなってきたじゃん。









剛典『臣さん、まだ時間大丈夫ですよね？』


広臣『え？多分大丈夫だと思うけど…』


剛典『俺ちょっと外出てきまーす』


広臣『あんま遅くなんなよ〜』









なるべく人気のない場所まできて
お目当ての人に電話をかける。









剛典『あ、出た！もしもーし！』



〈「……なんですか、うるさいですね」〉



剛典『え、塩対応…』



〈「こちとら仕事中なんでね！って剛典くんもですよね？！」〉



剛典『う、それはごめん…
でもだってAちゃんの声聴きたかったから…』



〈「っ、はぁ…それはずるいですよ。」〉



剛典『ん？何が？』



〈「別に分からなくてもいいですっ」〉



剛典『Aちゃんってたまに変なこと言うよね』



〈「私は事実を述べている迄です。」〉



剛典『いやめちゃくちゃ堅苦しいな！』



〈「だから！仕事中なんですってば！」〉



剛典『あはは、ごめんごめん笑』



〈「もう…絶対思ってないですよね？」〉



剛典『思ってるよ！だからさー、帰ったら俺のこと癒してくれる？』



〈「……………………は？」〉









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