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takanori


.







剛典『実際好きになったのは年下だよ?』






「ほんとに………ほんとに好きなんですか?」






剛典『好きだよ。』









.








こんな真正面からどストレートに
" 好き " なんて単語発したのいつぶりだろう。








剛典『………答え今すぐじゃなくて大丈夫。
もっと俺の事知って欲しいし。』





「お時間いただけるとありがたいです…」





剛典『だと思った。笑』









とりあえず俺が本気だっていうことは伝わったかな?
ならいい。

この2週間でAちゃんに好きになってもらう、
それが俺の目標だから。









剛典『じゃあ2週間よろしくね』



「あ゛忘れてた」



剛典『嘘でしょ』



「そうだ…………私は2週間もこの男と…」



剛典『もう隠す気もないんだね』



「あすみません口が滑りました」



剛典『棒読み笑』









なんだかんだいって楽しくなりそう。







.









.









.





剛典『いや俺ソファーでいいよ』


「だめです。ぜっっっったいだめです。」


剛典『そんな?』


「だって体大事ですよね?」


剛典『まぁそりゃそうだけど…』


「ならベッド使ってください」








こういう時に揉めがちな " 誰がどこで寝るか " 問題。

俺としては家主のAちゃんに
使って欲しいんだけどなあ。









剛典『Aちゃんって意外と頑固だよね』


「お褒めに預かり光栄です。さっ、寝ましょ」


剛典『え、褒めたつもり無かったんだけど…』


「よく言われるので慣れてます。さっ、寝ましょ」


剛典『そんなに寝て欲しい?』


「お願いだから早く寝て」


剛典『おお、笑』








何なんだこの子。ほんと面白い笑









剛典『そこまで言うなら仕方ないな〜』



「やっと寝てく 『なら一緒に寝よ』」



剛典『やっぱAちゃんにも使って欲しいからさ、
2人で使おーよ』




「…ごめんなさい日本語分からないです」




剛典『ねぇ!笑笑』









これでどうだ…!笑









.

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作者名:かの | 作成日時:2020年10月6日 21時

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