J S B G I R L ！！ 17 (ページ8)

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大吾『もう少し生まれるのが早かったらなあ……』

「ん？」

大吾『………なんでもない。笑』

腕を解いてゼロ距離で微笑んだ大吾は私のこめかみに
キスを落とした。……あまりにも突然の出来事で
頭が追いつかなかったけど謙杜の雄叫びと流星の
乙女みたいな悲鳴で何とか状況は理解出来た。

うん、キスされた。(こめかみに)

丈一郎『みっちー見たあかんで！！見た？見てもうた？』

駿佑『へっ？！いや、見ちゃ、あ、見てないっす！！』

和也『見た時の反応やん！！もう手遅れや！！』

流星『みっちーが！！みっちーが汚れちゃう！！』

大吾『いやみんなして酷ない？』

謙杜『大吾くん人の奥さんに手出したあかんで！！』

大吾『あほ！！長尾声でかいねんて！！
口じゃないからセーフやろ！！てか俺悪くないもん！！
かわいすぎるAちゃんのせい！！』

恭平『せーーーーふっ。』

大吾『やんな？！セーフやんな！？』

恭平『せーふっ、せーふっ、せーふてぃー！』

「(元気だなあ………☺️)」

と油断している隙に今度は。

和也『もーらいっ！😁』

「ちょ、かずや……笑」

和也『ん～！やっぱAちゃんに和也って
呼ばれると胸がドキンドキンするぅ～～！！！』

「キュンキュンじゃなくてドキンドキンなんだ？笑」

和也『え？あ、キュンキュンか！！』

" あひゃひゃひゃ " と和也独特の笑い声が
耳元で木霊するのを感じながら和也の温もりに
包まれていると急に持ち上げられた。持ち上げられた？！

「わ！！ちょ、和也！！何してんの！！」

和也『みんな見て～！すごいやろ～！😁』

「すごいから！！すごいから下ろして！！！」

脇の下に手を入れられて、ただでさえちょっと擽ったいのに
30のおばさんが赤ちゃんにするみたいな高い高いされて
恥ずかしいったらありゃしない。

恭平『おー、大橋くんさすがっすね』

和也『やろー！最近鍛えてるからなー！』

丈一郎『もう下ろしたれよ、怖がってるやん』

和也『え！？怖い！？』

「だからさっきから言ってるじゃん！！下ろして！」

はぁ……何しでかすか分かんないから怖いよ和也は……。

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