糖度200% ページ36
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『なぁ、まじで最近フラフラしすぎ』
「へ？」
『Aかわいいから色んな男に言い寄られるのは仕方ないって分かってるけどでもやっぱり気に食わないし、』
「ちょ、剛典？」
『しかもやけに距離近いし？会ったらすぐハグ求められるとか普通有り得ねぇのに俺近くにいないし、』
「落ち着いて？ね？」
『つかAは俺のだから他の誰かのものになるってそれは無いけど、でも、！』
「ねぇ聞いてる？」
『……最近おれ、EXILEの活動増えてるから家帰れてないし、三代目でも集まれてないし、AはAで映画とかドラマとか、すげぇ、じゃん……』
「……それってつまり、」
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『っ、寂しいんだよ、！
交友関係広いのはいいよ、別に。ただ、俺は芸能界に友達って呼べる人片手で数えるくらいしか居ないからAみたいにoffに誰かと出かけるとかないし、局とかですれ違ってもせいぜい挨拶くらいで、連絡先交換とかも全然しないし、なのに、』
「え、なんで、………」
『最近、すげぇ不安なんだよ、離れてかないかって、』
「……ほんっと、馬鹿じゃないの。」
『元はと言えばAが、「私が！」』
「私が、剛典から離れると思う？」
『……っ、』
「確かにここ最近ジャニーズの子達と仲良いよ。でも彼らのことみんな弟だと思ってるから。」
『……でも、向こうは絶対Aのこと、』
「仮にそうだとしても私の旦那は岩田剛典。」
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「何年、あんたのこと好きだと思ってんの。
いい加減自分に自信持て、ばか。」
『……ふ、馬鹿は余計だろ、笑』
「やっと笑った。おいで、ぎゅーってしてあげる。」
『はぁ、ほんと好き、大好き。』
「私も、好きだよ。」
『ねぇ、』
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『 ────────── 愛してる 』
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『最近全然俺らに構ってくんねぇじゃん』
「会わないからだよ」
『前は意地でも会おうとしてたのにね〜？』
「………忙しそうじゃん、」
『とか言ってジャニーズに浮気してたくせに』
「浮気なんて、！」
『あ〜あ！直人さん悲しい！』
「それは、」
『がんちゃんだけじゃないよ、寂しいのは。笑』
「直己さん……」
『久々に飯会したいね！』
「っ、うん！」
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作者名：かの
| 作成日時：2022年1月16日 2時
