J S B G I R L ！！ 17 (ページ23)

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daigo

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大吾『一番人気なのがオムライスらしくて』

「！！！」

大吾『……オムライス好きなん？』

「……えへ、バレた？」

なにいまのめっちゃキュンときたんやけど無意識？あざと！！

「え！ローストビーフもあるじゃん！」

大吾『…………ふは、笑』

「………子どもっぽい、って思った？」

大吾『思わへんよ。めっちゃかわいいなあって。』

目を見てはっきり伝えれば顔を真っ赤にさせて
目を逸らすから可能性が無いって分かってるのに
期待しちゃう自分がいて恥ずかしい。

" かわいい " なんて言われ慣れてるはずやのに
なんで照れるん？……メンバーさんとかに
毎日のように言われてるやろ、？

心の中でそう尋ねるけど当たり前のように返事なんて
返ってくるわけもなく、代わりに溜息が零れる。

「だーいご。」

大吾『は、はいっ！？』

「ふふ、決まった？」

大吾『あ、えーと、……Aちゃん、は？』

「私はね～……オムライスにする！」

大吾『あ、結局なんだ笑』

「だって大吾が一番人気～とか言うから……
私そういうのに弱いんだもん。」

コロコロ変わる表情が有り得ないくらいかわいくて。
ずっと見つめていたい、なんならこのまま………

大吾『時が止まればええのに、』

「ん？」

大吾『ぁ、いゃ、……俺ローストビーフにする、』

本当は違う物選ぼうと思っとった。
けど無意識にローストビーフを選んでたのはきっと。

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大吾『一口、いる？』

「いいの？」

大吾『めっちゃ目キラキラしとる、笑』

「ありがとー！！」

大吾『はい、あーん』

「……ん！めっちゃ美味しい！
あ、オムライスも食べる？はいあーん」

大吾『っ、あー、……ん！おいしい！』

下心なんて、そんなのあるわけないやん。

…………………とは言い切れないけどな。笑

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