J S B G I R L ！！ 17 (ページ14)

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謙杜『名字嫌や～～！！名前で呼んでください～～！！』

恭平『俺も名前がい～い～！！』

「……ん、高橋くんって長尾くんよりも年上だよね？」

近くにいた西畑くんに耳打ちしたらまたびくぅっ！って
なってた。え、なんで？笑

大吾『そ、そうですっ、』

「？どうかした？」

大吾『いや、あの、………近くない、ですか？』

言われて気付いた。
もしこのまま西畑くんが横を向けば軽くキスはできる距離。

ただ、この距離で照れちゃう初心な姿に悪戯心が疼き出し……。

「ふふ。笑」

大吾『うわあっ！！！』

「かわい。慣れてないの？」

大吾『ちょ、勘弁してください……！！』

下から顔を覗き込むと有り得ないくらい
顔を真っ赤にさせて逃げていった。笑

大吾『なぁ無理なんやけどなんであんなかわいいん？』

流星『大ちゃん昔からファンやもんね』

大吾『同じ空間にいることすら夢みたいやのに
喋れて名前認知してもらえて俺もう死ねるで』

流星『……そこまでいったら気持ち悪いんやけど』

逃げちゃったな～、と思っていたら存在忘れてたこの子達。

謙杜『Aちゃん！』

「え！？」

謙杜『って呼んでも、いい、ですか……？』

きゅるきゅる上目遣いでそう尋ねてきたこの子に
拒否するなんて選択肢はなくて。

「もちろん！♡」

謙杜『やったあ！じゃあ僕のことは謙杜で！』

「はいはい笑。謙杜ね笑」

恭平『ちょおまって、じゃあ俺も！！Aちゃん！』

「はぁい、恭平。笑」

恭平『かっ…………わいい……………』

ならめんどくさいしみんな名前呼びにしよう！！

「和也！」

和也『かずっ！？やばぁ………』

「…………美化したホラーマンだ……」

駿佑『え？』

「あ、ごめん心の声が」

駿佑『僕のことはみっちーでもなんでも！』

「じゃあみっちーにするね！」

みっちーまじで大きいなあ……。
直己さんと並ぶくらい？

流星『僕のことは流星じゃなくて " りゅちぇ " で！』

「え～？りゅちぇ～？かわいいんだけど～～！！♡」

流星『いぇ～い！』

女の子みたいにかわいいりゅちぇとハイタッチしてたら
ぴょこぴょこやってきた人が。

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