. ページ28
takanori
.
ピクニック当日。
遥翔『ぱぱぁ〜〜〜〜！！おーきーてー！！！』
剛典『く゛ぇ゛っ゛……わかったから……起きるから……』
お腹の上に乗っかってきた遥翔を抱きかかえながら起き上がる。
つか何時だよいま……って6時！？早すぎね！？
眠い目を擦りながらリビングに行くと
女子組はもう起きてた。いやだから…………
剛典『……みんな早くない？』
「あ、起きたの？まだ寝ててよかったのに」
剛典『え？いやこのやんちゃ坊主が……』
「あーもう。こら遥翔。起こしちゃダメじゃない笑」
遥翔『だってたのしみなんだもん……』
腕の中でシュンとする遥翔かわいすぎる。
そんな顔されたら許しちゃうじゃん。
って言ったら親バカって愛美に言われた。
剛典『てか愛美も起きんの早いね？』
愛美『目が覚めたの。』
「女の子は準備が大変だからね」
剛典『あ、そう……』
確かになんかいつもと様子が違う。
ソファーに座る愛美の隣に座って
まじまじと見てみる。
愛美『な、なに、』
剛典『……………』
目の形、目尻の下がり方、鼻筋、唇の分厚さ、………
剛典『…………Aだ。』
愛美『は？』
遥翔『ぱぱ、お姉ちゃんのこと好きなの〜？』
愛美『っ、ママーー！！パパがセクハラする！！』
剛典『は！？おい！してねぇだろ！！』
「ふふ、仲良しで何より。笑」
顔見てただけなのになんか変態みたいな扱いされたから
遥翔を置いてAの元へと避難。
「なに朝から娘に嫌われてんの笑」
剛典『だぁかぁらぁ！俺何もしてないっつの！』
「はいはいわかったから暇なら手伝って」
剛典『え、俺寝起きなんだけど……』
「寝起きから思春期の娘の顔ガン見してたんだから
目覚めてるよね？(にこ)」
剛典『はい。』
口角あがってるのに目が笑ってない時のAは
怒らせたら3日は口聞いてくれないからね。
『これは？』
「あ、それは適当に」
『適当……(ドバドバ)』
「あ゛！入れすぎ！」
『適当って言ったのAじゃん！』
「限度があるでしょ！」
『もう少し静かに作れないもんかな……』
『はやくいきたーい！』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月10日 12時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» いえいえ、こちらこそご提供ありがとうございました＾＾これからも楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2021年9月19日 10時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - リクエストに応えて頂きありがとうございます。とても面白かったです。これからも楽しい作品を書いて、頑張ってください。本当にありがとうございます。 (2021年9月17日 0時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» 初めまして、コメントありがとうございます＾＾そして感想もありがとうございます＞＜了解です！もう暫くお待ちいただければ幸いです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - こんばんは、はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。健二郎さんの話面白かったです。二人の仲の良さが伝わってきました。もし、宜しければですが、ELLYverをリクエストで書いて頂けないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年9月14日 20時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かの
| 作成日時：2021年8月8日 18時
