ピクニック ページ27
takanori
.
遥翔『ピクニック行きたい！』
「は？」
剛典『え？』
愛美『いつ？』
遥翔『あしたっ！！！』
やんちゃな遥翔のこの一言によって急遽決まったピクニック。
………まぁといっても休みを取るまでになかなかの試練がありましてですね。
剛典『頼むっ！！』
湊『無理。』
剛典『今度飯奢るから！』
湊『そういう問題じゃない。』
剛典『みなと〜……』
湊『………はぁ。貸し1な。』
剛典『湊！！ありがとう！！』
湊『うわっ、抱きつくな気持ち悪い！！』
俺の場合はこんな感じ。
「ね、ダメ？」
優斗『………』
「ねー聞いてる？」
優斗『今忙しいんで。』
「ちょ、なんなの！」
優斗『あのさあ。そんな簡単に融通効くと思ってんの？』
「それは……」
優斗『………ん。』
「、？なに、これ…？」
優斗『よく見て。』
「え？……あ、スケジュール変わってる……」
優斗『親子の時間、大切にしなよ。』
「ありがとう……！！」
スケジュールの移動なんて簡単に出来るわけじゃない。
それをやってのけちゃう俺らのマネージャーは敏腕。
今度お礼しなくちゃな。
.
.
.
遥翔『ねぇねぇどこ行くの〜？』
剛典『ん？それは明日のお楽しみ。さ、風呂入ろ』
遥翔『僕、ままのお弁当食べたい〜！！』
剛典『はいはい分かったから笑』
足元で騒ぐ末っ子を抱き上げて風呂場へ連行。
途中でキッチンに立つAと目が合ったんだけど
あの人口パクでこう言ったんだよ。
" 任せて " って。
はぁ〜〜。どこまでも完璧なんだよな、ほんと。
遥翔『ぱぱはさ？ままの料理なにが好き〜？』
剛典『え？なに急に笑』
湯船に浸かりながらそう聞いてきた遥翔はなぜか
俺が答える前に答えた。いや聞いた意味よ。
遥翔『僕はね〜ぜんぶ！』
剛典『全部？笑』
遥翔『だってままの料理ぜーんぶおいしいもんっ！』
剛典『確かにそうだな。全部美味いね』
A聞いたら大号泣だろうな。笑
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 308人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月10日 12時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» いえいえ、こちらこそご提供ありがとうございました＾＾これからも楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2021年9月19日 10時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - リクエストに応えて頂きありがとうございます。とても面白かったです。これからも楽しい作品を書いて、頑張ってください。本当にありがとうございます。 (2021年9月17日 0時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» 初めまして、コメントありがとうございます＾＾そして感想もありがとうございます＞＜了解です！もう暫くお待ちいただければ幸いです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - こんばんは、はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。健二郎さんの話面白かったです。二人の仲の良さが伝わってきました。もし、宜しければですが、ELLYverをリクエストで書いて頂けないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年9月14日 20時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かの
| 作成日時：2021年8月8日 18時
