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hiroomi
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最後の方はやべ、と思ったのかどんどん声が小さくなってたけど
それが本心ってわけね。
直人さーん、聞こえましたかー？
直人『ばっちりよ、おみちゃん』
Aの肩を組んでこちらにやってきた直人さんは
心底嬉しそうな顔をしていた。ゆるゆるっすね。
直人『ほら、ちゃんと自分の気持ち伝えておいで？』
ポンとAの背中を押した直人さんは正真正銘お父さんのよう。
Aは眉を垂らして口もへの字に曲がって。
今にも泣きそう。
「…や、いやっ、けんちゃん、」
健二郎『なんやねんもう〜笑』
一歩こっちに近付いたかと思えば無理っつって
健ちゃんの背中にしがみついたA。
ちらっとがんちゃんを見れば顔を顰めてる。
健二郎『さっき俺らに話してくれたこと
そのまんま話すだけでええやん。怖い？』
ELLY『…A、』
健二郎『話さな伝わらんこともあるんやで。
そら長い時間一緒に居たかもしれへんけど
今回ばかりは時間が解決してくれる訳ちゃう。
Aだってそれは分かるやろ？』
健ちゃんが珍しくまとも。
と思ってたら隆二も同じこと考えてたみたいで。
" 健ちゃんが真面目に話してる… " って目見開いてる。
Aの頭を優しく撫でる手つきは……お兄ちゃんだな。うん。
ELLYは隣で困ったように眉垂らして。
あれ、ここにも犬いた。
ELLY『A、聞いて？Aは一人じゃないんだよ。
俺たちみーんなずっとAの隣で並んで歩いてる。
それはもちろんがんちゃんも一緒だよ？』
健二郎『ELLYの言う通り。
置いてくなんてするはずないやろ？
俺たち " 8人 " で三代目なんやから。』
お、いい事言うじゃん。見直したよ。
…あいて、直己さんバレてました？
そんな光景を微笑ましく見ていたら覚悟を決めたのか
俺たちの前にやってきた。
「……か、のり、」
剛典『っ……』
か細い声を出したAに眉間に皺を寄せたがんちゃんは
我慢できなかったんだろうね。
剛典『ごめ、んっ………！』
謝りながら抱き締めた。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年11月10日 12時) (
レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» いえいえ、こちらこそご提供ありがとうございました＾＾これからも楽しみにしていただけたら嬉しいです！ (2021年9月19日 10時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - リクエストに応えて頂きありがとうございます。とても面白かったです。これからも楽しい作品を書いて、頑張ってください。本当にありがとうございます。 (2021年9月17日 0時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - 紅衣乃魅さん» 初めまして、コメントありがとうございます＾＾そして感想もありがとうございます＞＜了解です！もう暫くお待ちいただければ幸いです！ (2021年9月16日 21時) (レス) id: 91355241f7 (このIDを非表示/違反報告)
紅衣乃魅 - こんばんは、はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。健二郎さんの話面白かったです。二人の仲の良さが伝わってきました。もし、宜しければですが、ELLYverをリクエストで書いて頂けないでしょうか？よろしくお願いします。 (2021年9月14日 20時) (レス) id: 5f2ebe77b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かの
| 作成日時：2021年8月8日 18時
