末っ子 ページ40
naoto
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ここではきっと俺しか知らないであろう、
末っ子2人の秘密を話そう。
え？それもう秘密じゃないって？
まぁまぁそんな事言わずにさ！！
時効だからいいよね、って事で話すね！
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これは2018年、寒い冬の日のこと。
久しぶりにオフだった俺はリビングでまったり
至福の一時を過ごしていた。
そんな時に鳴り響いた着信音。
直人『……お？珍しっ、Aからだ。もしもーし』
〈「……っ、ぐすっ、」〉
直人『ええええええええっ？！なんでっ？！』
〈「なおと゛さんっ……どうし、よう……っ」〉
直人『えっ？！なに？！なんかあった？！』
〈「た、……のり、が………」〉
直人『岩ちゃん？岩ちゃんがどうしたの？』
取り敢えずもう埓開かないから、Aの家まで飛んで行った。
直人『Aー？俺！開けてー！』
.
直人『入るねー、ってA！』
部屋に入ると床に蹲って泣きじゃくるA。
いつもは冷静で大人びているAからは
想像つかないほど子どもみたいだった。
直人『なに？どうしたの？』
一先ずソファーに移動させて俺も隣に。
「なおとさんっ、………たかのりが、とられる……っ、」
直人『とられる？それは……』
「たかのり、おんなのひと、………」
ああ、そういう事か。
A、見ちゃったんだ。
直人『……ん、そっか……。』
「ねぇ、やだ、っ……やだよ………
わたしのほうが、ずっとずぅっと、…………っ」
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直人『……ごめんね。嫌なら突き飛ばしていいよ。』
これはリーダーとして。
そしてAの………お父さんとして。
直人『大丈夫、大丈夫。
岩ちゃんはAが思ってるよりもずっと
Aの事好きだから。』
" 見間違えたんじゃない？ "
なんて言葉は口が裂けても言わない。
そんな事しても余計に傷を抉るだけだ。
なら、傍で支えるしかないじゃないか。
俺は、お前らの邪魔をしたいわけじゃない。
幸せになって欲しいから、してること。
だから岩ちゃん。
今だけAの温もりに触れるのを許して。
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かの(プロフ) - ネコさん» いえいえ！喜んでいただけて何よりです＾＾これからも末永くさくたか夫婦をよろしくお願いします＞＜（誰） (2021年4月29日 21時) (
レス) id: 6c8613c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - yuikak108さん» リクエストありがとうございます！あと1ページで埋まってしまうので、移行先で書きますね！＾＾さくたか夫婦の深イイ話お楽しみにしていてください〜！！ (2021年4月29日 21時) (レス) id: 6c8613c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
ネコ - リクエスト書いていただきありがとうございます。さっそく読ませていただきました。娘ちゃん可愛いですね。更新楽しみにしてます。 (2021年4月28日 22時) (レス) id: 424c5bcf0c (このIDを非表示/違反報告)
yuikak108(プロフ) - リクエストです！あみちゃんとはるとくん生まれてからの深イイ話に出てる話が見てみたいです！お願いします！ (2021年4月28日 20時) (レス) id: b85a0c760e (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - ネコさん» リクエストありがとうございます！とりあえず今書いてるお話が書き終わったらネコさんのリクエスト書かせていただきます！もう暫くお待ちいただけたら幸いです＞＜ (2021年4月25日 19時) (レス) id: 6c8613c7a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かの
| 作成日時：2021年3月24日 18時
