むかしむかし ページ32
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「まじでそろそろ自粛飽きるっつーの…」
大人しくステイホームしてるのはいいものの、
開始5日でやりたいことを終えてしまったがために
もはや何もすることがない。
…ってことで昔のアルバムとかを整理することに。
「んん、これなんだ……あ！ファンレター？」
そこに書かれていたのは
2012年10月5日
桜庭Aは三代目に必要ない
何でお前が入れたんだ？
コネか？体使ったのか？
そもそもお前のダンスなんか誰も見たくねぇよ
てめーはその辺の男と ───────
何でこんなの取っといてたんだっけ………
「っ、はぁ…嫌な事思い出した」
少しだけ、昔を振り返ることにしよう
時は遡って2014年6月
三代目としてのデビューしてから4年が経ったある日。
事務所にファンレターが届いた。
優斗『これみんなのファンレターでーす』
剛典『おーさんきゅ、優斗』
広臣『こんな大量によく持てたな』
優斗『俺の体力なんだと思ってんすか笑』
みんな各々自分のダンボールから1つずつ読んでいく。
もちろん、私もそのひとりで。
" 可愛くて憧れ "
" 女性だってことを忘れるくらいの激しいダンスが好きです "
大半は凄くありがたい言葉ばかりだった。
だけど、やっぱりアンチは付き物で。
" お前なんか要らない "
" どんな手使って入った？ "
そんな中でも1番多かったのは、
" 岩ちゃんに近づくな "
" 彼女でも無いくせに馴れ馴れしい。うざい "
" メンバーとの距離考えてくんない？ "
「……………何様なの」
思わずそう零すほどだった。
すると、後ろからサッと読んでいた紙が取られた
「っ、？！」
剛典『もーまたこんなのばっか読んでる』
「仕方ないでしょ、こんなのばかりなんだから」
剛典『それを敢えて取る必要無いって言ってんの。』
剛典は持っていた紙をくしゃくしゃっと丸めて
ゴミ箱に捨てた。
「え、」
剛典『そんなの読んでも得しないでしょ？』
「いやそうだけど、」
剛典『大丈夫だって。
ゴミ箱漁るやつなんて居ないから』
「そういう問題じゃ……！」
剛典『はいはいわかったから』
────── だけど次第にエスカレートしていった
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かの(プロフ) - erikaさん» いえいえ〜！またいつでもお待ちしておりますね(^^) (2020年6月9日 21時) (
レス) id: a654f5c0c1 (このIDを非表示/違反報告)
erika(プロフ) - リクエスト答えてくださってありがとうございます！(^^) (2020年6月9日 19時) (レス) id: d255904885 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - erikaさん» おぉ･･･それもいいですね！書いてきます！（早） (2020年6月9日 17時) (レス) id: a654f5c0c1 (このIDを非表示/違反報告)
かの(プロフ) - yuikak108さん» いえいえ！喜んで頂けてよかったです！(^^) (2020年6月9日 17時) (レス) id: a654f5c0c1 (このIDを非表示/違反報告)
erika(プロフ) - 初めまして(^^)いつも素敵なストーリー楽しみにしてます！お時間あるときで良いので、2人の同棲生活の日常見たいです！！ (2020年6月8日 20時) (レス) id: d255904885 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かの
| 作成日時：2020年5月23日 20時
