好きがあふれる。 (ページ5)

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こちら側としてはページ5

hiroomi

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直人『ね！！え！！遅いんだけど！！！！』

直己『なにやってんすかね～』

直人『おま、呑気だな！！！！！！』

直己『多分どっかで遭遇したんじゃないんですかね？』

直人『それでラブラブしてるってか？！』

ぷりぷり叫んでるのはリーダー直人さん。

その隣でキャラに似合わずのほほんとしてるのは
もう一人のリーダー直己さん。

そんな二人の話題は我らが末っ子岩田剛典と桜庭A。

俺も連絡してるけど二人とも返信は無い。

探しに行ってみるか～。

広臣『俺ちょっと見てきます』

隆二『えー？俺も行きたーい』

広臣『え？……や、一人で行くわ』

何となく、俺一人の方がいいんじゃないかって予感がする。

自慢じゃないけど俺の予感は大体当たる。

……………………………ほらね。笑

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リハ室を出てすぐの角を曲がると案の定居た。

よくもまあそんな堂々とハグできますな、岩田さん。

" 好き、なんすよね…… "

だからっていつ誰が来るか分かんない廊下のど真ん中で
抱き締めるのは色んな意味ですげぇよ。

この二人は誰がどう見ても両想いだ。

だから……………入る隙間なんて一ミリも無い。

" 俺、登坂広臣。Aちゃんだよね? "

デビュー当初は主に俺とがんちゃんが

Aとメンバーとの橋渡しになっていた。

人見知りなAは常に俺らの背中に隠れてたっけ。

最後まで仲良くなるのに時間が掛かってたのはたしか……

ああ、そうそう。隆二だ。

立ち去ろうにも足が動かない。

なんでだ。別に俺は……………

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俺の為にも早く付き合えっつーの。

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