9 蓮 ページ9
蓮side
やっぱり場違いな気がする
予備校に着き言われた教室まで来て席についたものの
周りは有名進学校の制服着た人だらけだし
まだ授業前だというのに静まり返って各々問題集を開いている
そこそこの勉強しかしてこなかった俺にとっては見慣れない光景だ
仕方なく鞄から単語帳を取り出し授業が始まるまでの時間を潰すことにした
10分前になって入ってきたスーツを着た女性 が
両手いっぱいにプリントを抱えて「こんばんは〜」と言いながら入ってきた
「えっと、どうしよかな。
先プリント配っちゃった方がいいかな、うん、そうしよう」
誰と会話するわけでもなく1人で会話してプリントを配り始める
慌てているのか少しあたふたしていて
ゴンっと鈍い音がしたと思うと
「痛っ!膝ぶつけた!」
なんてことを1人で言いながら
その姿が少し面白かった
「えっと、今プリント4枚配ったので確認してくださいね。もし足りないとかあれば言ってくださーい。」
ぶつけた膝を撫でながらその人は言った
予備校ってこんな感じかと思いつつプリントを眺めていると
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紫陽花(プロフ) - MANAMIさん» コメントありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
MANAMI(プロフ) - 紫陽花さんの作品、たくさん読ませていただいてます!この作品の更新も楽しみにしてます! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 5f91774373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年1月30日 22時