34 辰哉 ページ34
辰哉side
そんなことがあったからAはその後すぐにサークルを辞めることにした
辞めることを伝えようとサークルに顔を出すと
先輩を始め同期たちがAに向けた眼差しは軽蔑だったという
先輩があることないことをサークル内で言いふらしていたからだ
しょっちゅうご飯に誘ってくるから可愛がってやったのに
最後は泣いて逃げて俺が悪者みたいにさ
いい気になんなよ
その先輩は最低だった
自分の立場を守るために嘘をついてAをさらに傷つけた
「悔しい、、、
あんなやつを少しでも好きと思った自分にも腹が立つし、なんで私がこんなめにあわなきゃいけないの?」
何日間も泣いているAを見てきた
「こんなことなら恋なんてしなければ良かった」
最終的にはそんなことまで言い出す始末だった
それほどまでにAの心は傷ついていた
それからしばらくAは色恋沙汰から興味を示さなくなった
サークルも辞めたため
大学とバイト先といった狭いコミュニティーで生活している
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紫陽花(プロフ) - MANAMIさん» コメントありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
MANAMI(プロフ) - 紫陽花さんの作品、たくさん読ませていただいてます!この作品の更新も楽しみにしてます! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 5f91774373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年1月30日 22時