33 辰哉 ページ33
辰哉side
ようやくリビングにAを連れていく
照が驚いた顔をしていたけど、なんとなく状況を察してくれたらしい
Aと先輩の話は照がいる時もしてたわけだし
Aも照がいることを気にしていなかった
本当にこの時に家にいたのが照で良かったと心の底から思っていた
あったかいココアを淹れてAに渡す
辰哉「A、何があった？」
帰って来てすぐに比べると少し落ち着きを取り戻したAに俺は言った
「先輩とご飯食べた後、、、
ホテルに、、、誘われて、、、
私は断ったけど、、、無理やり、、、」
再び涙を流しながら言葉を紡ぐAの姿は見るに堪えなかった
「必死に抵抗して、、、逃げて来たの、、、
先輩、、、いつも優しいのに、、、怖かった、、、」
優しくAを抱きしめて背中を撫でる
辰哉「そっか、、、
怖かったな、もう大丈夫」
Aは優しくて頼りにしてる先輩だと言っていた
デートに誘われるのも嬉しそうにしてたし
少なからずAも先輩に対して好意を持っていたのだろう
なのにそんな相手にそんなことをされて、Aは深く傷ついていた
初めてできるかもしれない恋人だったのに
そんなAの期待は尽く裏切られてしまった
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紫陽花(プロフ) - MANAMIさん» コメントありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります！ (2020年2月3日 19時) (
レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
MANAMI(プロフ) - 紫陽花さんの作品、たくさん読ませていただいてます！この作品の更新も楽しみにしてます！ (2020年2月2日 22時) (レス) id: 5f91774373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫陽花
| 作成日時：2020年1月30日 22時
