11 蓮 ページ11
蓮side
長かった講義が終わって、帰る時間
時刻はもうすぐで22時を指していた
「目黒くん、今日の体験どうだった?」
教室を出ようとした俺を深澤さんは引き止めた
蓮「難しかったけど、学校では習ってないようなことも教えてもらえて勉強になりました。」
「そっか、良かった!
入学考えてたりする?もし時間あるなら軽くだけど説明させてもらってもいい?」
そう言われてそのまま受付横にある面談コーナーへ
入学に関しての手続きのこととか、入学テストのこととか、説明しながら
深澤さんは分かりやすく蛍光ペンで印をつけてくれた
「まぁ、説明はこんくらいかな。
何かわからないところとかある?」
ひととおり説明を終えたあとは、質問がないか確認してくれる
本当に優しいなって思った
バイトなんだろうけど、生徒のこと考えてるんだなって
蓮「あの、俺、
今日親に勧められて体験来ただけで、正直行きたい大学とか学部とか決まってないけど、
ここに入学しても大丈夫ですか?」
体験を受けてみて不安になった
やっぱり場違いなんじゃないかって
恥ずかしくて聞く予定はなかったけど、深澤さんなら聞いてもいいかなってそう思えた
「そんなの、もちろんだよ。
進路を決めるのって自分の将来がかかってるでしょ?
簡単に決めれることじゃないし、時間がかかって当たり前だから焦らなくていいよ。
もし入学してくれたら私も相談乗るし、一緒に考えていこう。」
俺の質問に対して考える間をおかずそう答えてくれた深澤さん
その言葉で俺の悩みがスッと少しだけ小さくなった気がした
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紫陽花(プロフ) - MANAMIさん» コメントありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
MANAMI(プロフ) - 紫陽花さんの作品、たくさん読ませていただいてます!この作品の更新も楽しみにしてます! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 5f91774373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年1月30日 22時