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辰哉「あー、また今日もダラダラすんのかよ」
休日の昼、スマホ片手にソファーに寝転がってると覗き込んでくる兄の顔
「おにぃ、おにぃも今日暇なの?」
辰哉「お前と一緒にすんな笑
俺は夜から出かけるから」
「へぇ〜、誰と?彼女?」
私が聞くとおにぃはさぞかしニヤニヤを抑えきれない様子で
辰哉「そう、美月と」
「いいねぇ、おにぃはモテモテで」
私の兄、深澤辰哉は
一歳違いの兄で、現在大学四年生
大学の授業もほとんどなくて暇してる
がしかし、おにぃには長く付き合ってる彼女さんがいて
その暇を利用してしょっちゅうデート行ってる
辰哉「お前も早く男作れよ〜」
「作ろうと思ってできてたらとっくに出来てます!」
辰哉「俺は可愛いと思うけどな〜
面倒見いいし、料理も上手いし、
なんでモテないのか不思議だわ」
「はいはい、そんなこと言ってくれるのおにぃだけです笑」
おにぃとはなんだかんだ言いながら仲が良いから
こんな風に恋愛相談にのってもらったり日常茶飯事
私が恋人できなくて悩んでるのも知ってる
でも、このおにぃはなんせモテる
おにぃに彼女がいなかった時期なんて珍しい
兄妹で決定的に違う差だった
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紫陽花(プロフ) - MANAMIさん» コメントありがとうございます。ご期待に添えるように頑張ります! (2020年2月3日 19時) (レス) id: 990636348e (このIDを非表示/違反報告)
MANAMI(プロフ) - 紫陽花さんの作品、たくさん読ませていただいてます!この作品の更新も楽しみにしてます! (2020年2月2日 22時) (レス) id: 5f91774373 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2020年1月30日 22時