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やっぱり、だめだった。
何で私ってこうなんだろう。
プレゼントと一緒なら言えると思ったのに。
これじゃ結局意味ないじゃんか。
意気地なしな自分が嫌で、全部振り払うように走った。
『はぁ、はぁ、』
走って走って辿り着いたのは、あの公園と同じくらい大切な思い出の場所。
街が一望出来る丘で、よくジョンデとここに来ては、景色を見ながら他愛もない話をしてた。
時々、ジョンデの恋愛相談なんかも聞いたりして。
『今日もすごく綺麗…』
ここから見る夕陽が大好きだった。
とても大きくて、赤く輝いていて。
『ここもあの頃となんにも変わらないな』
ジョンデ怒ってるかな…。
急に走って来ちゃったもんな。
明日会ったら謝らなきゃ。
そう決めて、最後にここへ来た目的を実行する。
『…私の、バカヤロー！！』
それは、夕陽に向かって大きな声で叫ぶ事。
こうすると、少し心が晴れていく気がするんだ。
さっき伝えるはずだった気持ち。
もうずっと、溢れて溢れて、収まる事はないこの気持ち。
このまま言葉にしないのは、何だか味気なくて、勿体なくて。
本当は本人に直接言いたかったけど。
すぅーっと大きく深呼吸して、心臓を落ち着かせる。
こんな事しても落ち着かないんだけどね。
でも、言葉に、するんだから。
また大きくすぅーっと息を吸った。
そして、ありったけの想いを込めて
思いっきり叫んだ。
『…ジョンデー！大 好 き だー！！』
本人を前にしてなかったら、こんなにも素直に言えるなんて。
4年間心に留めてきた想いは、言葉にしてしまえば案外呆気ないものだ。
でも溜めていたものを吐き出したら、色々と込み上げてきた。
それなのに、心はとてもすっきりしている。
今の私にはこれが限界で、これで十分なのかもしれない。
『なぁ。言う相手、間違ってんじゃねーの』
『え…？』
私しかいないと思っていたその場所に聞こえた声は、紛れもなくジョンデの声。
バッと振り返ると、少しだけ息を切らしたジョンデがいた。
JD『A足速いマジで』
『俺追い付けなかったんだけど』と、額にうっすら掻いた汗を拭う。
ゆっくり、近付いてくる。
『な、何でここに…』
私の心臓は止まる一歩手前だ。
だって、絶対ジョンデはあの告白を聞いていたはずだから。
JD『お前ってほんと単純なのな』
『は、』
JD『俺に知られたくなかったら、別の場所選べばよかったのに』
ジョンデが私の隣に並んだ。
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ゆかり(プロフ) - よしさん» よしさん！いつも一番乗りありがとうございます！一週間以上遅れてのお祝いです(苦笑)ジョンデごめんね(笑)きゅんってして頂けました？わぁ、その言葉、本当に嬉しいです！お姉さん(笑)ふふふ、まだ秘密です(^^)ありがとうございます！ (2015年9月29日 2時) (
レス) id: 41092334f1 (このIDを非表示/違反報告)
よし(プロフ) - わーい！じょんでー！おめでとー！笑ゆかりさん、きゅんってしました！優男じょんで。そして･･･ﾐﾝｿｸさんの向かいのｶｳﾝﾀｰのお姉さんが気になる私（笑）またの更新、楽しみにしてます♪ (2015年9月29日 2時) (レス) id: cc3ede0531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2015年9月29日 1時
