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次の日、午前中はバイトがあるから、駅前から少し離れた場所にあるカフェへと向かう。


今年のプレゼントどうしよう。
帽子とかは前にあげちゃったし、もうだいぶネタ切れなんだよなぁ。


そうだ、店長に聞いてみよ。




『誕生日に貰って嬉しいプレゼント？』

『はい』

『これまた唐突だね』


う〜ん、と考えてくれてる店長のミンソクさん。
ここで働くようになってから、本当にお世話になっている素晴らしい人。


MS『仲良し、なんだよね？』

『…だと思います』

MS『すっげえ自信無さげ(笑)』

『色々あるんですよ〜(泣)』

MS『お〜よしよし(苦笑)』


泣く真似をすると笑いながら頭をポンポンと撫でてくれる。
こうやって相談にも乗ってくれて、ミンソクさんって大人でとても素敵な人だと思う。
…顔は童顔だけど。←


MS『Aちゃんの気持ちが籠もったものなら、きっと何でも嬉しいと思うけどなぁ』


『ねぇ？』って、ミンソクさんは自分の前のカウンターに座っているお姉さんに話し掛ける。


ちょ、ミンソクさんその人お客さんですよ。


お姉さん『何でもって事はないんじゃない？(笑)』

『え？』


お姉さんがまさか話に乗ってくれるとは思わなかったから、ちょっとびっくり。


MS『え〜？そう？』

お姉さん『ミンソクさん、この歳でアンパンマンとか貰って嬉しい？』

MS『・・・それはやだ(笑)』

お姉さん『でしょ〜？気持ちが籠もってたら何でもいいってわけでもないんですよ。ね、Aちゃん？』

『え？は、はい』

お姉さん『でも、プレゼントするならやっぱり日頃使う物がいいと思うな』

『日頃使う物…』

お姉さん『そうそう。スケジュール帳とか！』


スケジュール帳か…。
でもジョンデ持ってたような…。

そう言えば、ジョンデってよく本読んでる気がするな。
いつ読んでるの？ってぐらい沢山読んでるよね。


『あ、そうだ！』

MS『うおっ。決まったのか？』

『はい！』

お姉さん『ふふ、良かった。頑張ってね』


ん？頑張る？


お姉さん『好きな人に渡すんでしょう？』


カァッ

な、何で分かったの！？


お姉さん『あは、可愛いこの子！』

『いや、あの、』

MS『あんまりいじめんなよ〜』

お姉さん『いじめてなんかないですよ！』


仲良さげに話す2人。
ミンソクさんのお友達さんだったのかな？

それにしてもお似合いな2人だった。


『気持ち伝えられるといいね』
そう言ったお姉さんは、とても素敵な笑顔だった。

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ゆかり(プロフ) - よしさん» よしさん！いつも一番乗りありがとうございます！一週間以上遅れてのお祝いです(苦笑)ジョンデごめんね(笑)きゅんってして頂けました？わぁ、その言葉、本当に嬉しいです！お姉さん(笑)ふふふ、まだ秘密です(^^)ありがとうございます！ (2015年9月29日 2時) (レス) id: 41092334f1 (このIDを非表示/違反報告)
 よし(プロフ) - わーい！じょんでー！おめでとー！笑ゆかりさん、きゅんってしました！優男じょんで。そして･･･ﾐﾝｿｸさんの向かいのｶｳﾝﾀｰのお姉さんが気になる私（笑）またの更新、楽しみにしてます♪ (2015年9月29日 2時) (レス) id: cc3ede0531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：ゆかり | 作成日時：2015年9月29日 1時

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