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夕陽に向かって叫べ CH ページ1

『Aー』


…頭の遠い方で声がする。


『おーい、Aー』


この少し高い声はきっとあいつだ。


『Aってばー』


さっきからなんだよ。
人の睡眠の邪魔しないでk『ヤァ、イ・A！起きろ！』


『ぅわっ』

『やぁっと起きた』


突然の耳元へのでかい声に、一気に覚醒する。
ガバッと身を起こせば、隣に座って頬杖ついてる


『…ジョンデ』


やっぱりジョンデだった。


JD『あっは、跡ついてる』

『うそ！』

JD『うそー』


こいつ…！
憎たらしい顔しやがって！


JD『あ！ちょ、なんでまた寝ようとしてんだよ！』

『まだ眠いー』

JD『講義終わってるぞ』

『次空き時間だからねr JD『もう昼なんだけど！』…寝る』

JD『何だよ〜、一緒にご飯食べてくれないのかよ〜』

『・・・』


元々下がり眉のくせして、こういう時だけもっと下がり眉になるんだから質が悪い。

狙ってるでしょってぐらい。
いや、確実にあれは狙ってるわ。


『わーかったわよ！一緒に食べる！』

JD『よっしゃ！』


なんて、それを知っててそんなジョンデに負けちゃう私が、結局一番質が悪いんだけど。



にっこにこなジョンデは『今日は何食べようかなぁ』なんて、楽しそうに考えてる。

くっそぅ。可愛いなぁ。


JD『A何食べる？』

『生姜焼き定食』

JD『おまっ、相変わらずガッツリなw』

『今日はお肉が食べたい気分なの』

JD『それ毎日じゃん(笑)』

『ブロッコリー食べさせられたい？』

JD『さーせん』


食堂に着くと、結構な人集り。
辛うじていつも座る窓際の席に座れた。


『そう言うジョンデも結局肉じゃん』


ジョンデが頼んだのは豚カツ定食。


JD『俺は久々のお肉なの』

『ふは、何それ』


ジョンデと過ごす時間はゆるくて、楽しい。
お互い気を遣わなくていいから楽だ。

そんなジョンデとは高校生の頃からの友達。
2年生の時同じクラスで同じ委員会だったから、必然的に仲良くなった。


JD『1つもーらいっ』

『ちょ、あんたそれ！』


私の食べかけなんですけど…。


JD『ん？うわ、うま！』


そういう行動にいちいちドキドキと心臓がうるさくなる。

少し憎たらしくてムカつくけど、本当は優しくて心が広いこいつが、私は高校生の時から好きだ。

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ゆかり(プロフ) - よしさん» よしさん！いつも一番乗りありがとうございます！一週間以上遅れてのお祝いです(苦笑)ジョンデごめんね(笑)きゅんってして頂けました？わぁ、その言葉、本当に嬉しいです！お姉さん(笑)ふふふ、まだ秘密です(^^)ありがとうございます！ (2015年9月29日 2時) (レス) id: 41092334f1 (このIDを非表示/違反報告)
 よし(プロフ) - わーい！じょんでー！おめでとー！笑ゆかりさん、きゅんってしました！優男じょんで。そして･･･ﾐﾝｿｸさんの向かいのｶｳﾝﾀｰのお姉さんが気になる私（笑）またの更新、楽しみにしてます♪ (2015年9月29日 2時) (レス) id: cc3ede0531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：ゆかり | 作成日時：2015年9月29日 1時

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