“大丈夫”の裏には ページ7
『大丈夫だって』と言ったスホは、一瞬だけ眉をピクリと動かした。
あれはスホが嘘をついている時の癖だ。
どんだけスホが演技が上手くても、隠せないものは隠せない。
あたしが大丈夫？と聞く度、大丈夫だって返ってくるけど。
どこが大丈夫なんだよ。
全然大丈夫じゃないじゃんか。
その裏に何かあるのはもう分かってる。
気付いてる？
段々顔に影が出来てきてる事。
今日もあいつはあたし達に嘘をついて、ありもしない生徒会に行くのだろうか。
乗り込めば早いのかもしれないけど、スホはそこまで弱くない。
それに、本当に仕事かもしれない。
スホだけが頼まれたとかだってあり得ない事ではない。
もう少し。
もう少しはっきりした何かがあれば…。
そんな事を考えながら廊下を歩いていると、ふと聞こえた話し声。
あたしは思わず足を止めた。
「おいジヌン。今日もやるのかよ？」
JN『当たり前だろ』
「そろそろ止めた方がいいんじゃ…」
「俺、スホにこれ以上何かするのやだよ」
『スホが何だって？』
聞こえてきた“スホ”という単語に反応して声を掛ければ、ガタタッと音を立てて一斉にこちらを向いたそこの生徒達。
『何の話だよ』
JN『シンさんには関係ないよ。…行くぞ』
そいつの声でぞろぞろと教室を出て行く生徒達、の1人を捕まえる。
『待ちな』
「ひっ」
『あいつ、ジヌンだろ。どういう事か説明してくれる？』
「お、俺は何も知らない！ジヌンに従ってるだけなんだ」
『何であんたは従ってるの？』
「そ、それは・・・」
グッと眉間に皺を寄せ、答えるのを渋るそいつ。
…ジヌンに何か弱みでも握られてるのか。
やっぱり、あいつが原因なんだな。
『もういい。ジヌンが原因なのは分かったし。あんたもいつまでもジヌンに従ってないで、自由になったら？』
「なっ…。お前に関係ないだろ！」
そう言って走って教室を出て行った彼。
『やっぱ強行突破するしかないかな』
XM『お前、何考えてんだよ』
『シウミナ…』
LH『どうせスホの事だろ』
LY『俺達だって気付いてるよ？』
シウミンだけでなく、3年全員が集合していた。
KR『A、結構前に聞いた話だが、ジヌンはスホと昔仲が良かった友人だったみたいだ』
『え？それ誰情報よ』
KR『スホから聞いたよ。生徒会長になる時に』
…これは、質が悪そうだ。
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はるか(プロフ) - 久しぶりの更新かと思った。更新しないのですか？ (2019年5月20日 2時) (
レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新まだですか？ (2017年11月6日 2時) (レス) id: bcff119160 (このIDを非表示/違反報告)
SAYA - こんばんは！シウミンですか！！…私シウミンと誕生日一緒なんですよ〜嬉しいです！！私もオルペンですけど特に、レイとチェンとベクが好きです笑 (2016年5月23日 22時) (レス) id: 1dcaf9aae0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - SAYA さん» こんばんは(*^^*)私はEXOではシウミン寄りのオルペンです(*^^*) (2016年5月23日 21時) (レス) id: 41092334f1 (このIDを非表示/違反報告)
SAYA - ゆかりさんはEXOで誰が好きですか？(EXOでもいいし、他のグループでもいいですが出来ればEXOがいいです) (2016年5月23日 17時) (レス) id: 1dcaf9aae0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆかり | 作成日時：2015年4月7日 17時
