第七十一話 ページ23
ヘムヘム「ヘム！」
A『うん、行こうか』
ヘムヘムと共に今日の委員会に向かうとき、昨日のことを思い出していた
昨日の徐霊のとき全員、というか主に善法寺さんだけど
もし体調が悪くなったりしても私に頻繁に徐霊を頼まないでほしいという話をした
霊は普通は視えるものではないので、視えているのがバレると
襲ってきたり、取り憑いてくることが多いからだ
まぁ、善法寺さんのような人は例外として...
それに物を使ってするので回数が限られている
そういう面を考えて何度も何度も来られると助けられるのも
助けられなくなるので頻繁に頼まないでほしいのだ
...とは言っても
伊作「〜〜で〜〜だね、あはは」
霊「アメんボアかイナあいウエオ〜w」
A『...』ｷｭﾑ
"頻繁に"だからほどほどならいいんだけど...
昨日に引き続き変なのいるなぁ
何故すでに憑けてるの？？
そっちの才能でもあるのかな？？？
ヘムヘム「ヘム？」
A『いや、なん..でもない』
怖くて口からいろいろ出てきそうになり、唇を結ぶと
ヘムヘムに不思議がられた
視なかったことにしよう...
ーーーーーーーーーーーーーーーー
暫く歩いてあと少しで着きそうだというとき
大きな声が聞こえてきた
？「こっちだー！」
ん？
こっちだ？？？
その声の持ち主はドタドタとした豪快な足音と共に
こちらへ向かってくる
A『！』
衝突する未来を予想した私はヘムヘムに止まるよう指示を出し
自分の歩みも止める
手前の角を曲がって出てきたのは
左門「こっちかー！...ってあなたは！」
A『こん、にちは...』
会計委員会で見覚えのある彼だった
名前...なんだっけ？忘れちゃった
左門「お久しぶりです！...と言っても
一週間たっていませんがね！」
A『アハハ...お久しぶりです
えっと、すいません......名前を忘れてしまったので
教えてくれませんか？』
ポカーンと開いた口に濃い灰色の髪、それとその声間違いない
確か頭を撫でさせてもらったことがある
ただ名前がどうも出てこないな、う〜ん...
左門「神崎左門です！」
あ〜、そうだそうだ神崎くんだ！
いやぁスッキリした
A『神崎くん、でしたね
教えてくださりありがとうございます！』
私がちゃんと思い出して、名前を呼ぶと
彼は嬉しそうに返事をした
A『ところで....』
左門「？」
A『どうしてここにいるんですか？』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 253人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
花火(プロフ) - 勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡さん» コメントありがとうございます！更新遅くてすいません😢近日中に更新できそうなので、少々お待ちください。 (2023年2月23日 17時) (
レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
勘ちゃんに食べられたいお菓子🍡 - 尊いｯｯｯｯｯｯ好きです。花火さん大好きです！これからも更新できれば宜しくお願いします💪(･ω･｀)ﾑｷｯ (2023年2月8日 11時) (レス) @page50 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
花火(プロフ) - 雅さん» コメントありがとうございます！更新が遅くなっていますが、より面白くできるよう頑張ります。 (2022年7月21日 14時) (レス) id: 4b9d571a5c (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。花火さんが作成した小説、読ませて頂きました。気になってつい、夢中になりましたんで😅続きも気になります。 (2022年7月20日 20時) (レス) id: ded74af8a4 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 花火さん» そんな！！ あきません！！ 更新遅くてもまた続けます！！ (2022年3月22日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花火 | 作成日時：2021年10月3日 20時
