125.高木。 ページ34
高木side
涼「ごめん、昼間いっぱい食べたからもういらないや」
箸を置いた山田。
皿には夕飯がほとんど残っている状態で。
昼間に圭人とカフェ巡りしたって聞いてたけど…そんなに食ったのか？
席を立った山田はフラフラと2階へ上がって行った。
知「ねえ圭人。涼介、そんな食べたの？」
圭「うーん…でも1軒目にパンケーキ食べて、2軒目はドリンクだけだったよ」
カフェと夕飯の間の時間は約7時間。
明らかにおかしいだろ。
光「昼間は普通だった？」
圭「うん楽しそうだったよ。
……あっ、でも、」
光「？どうした？」
圭「カフェから帰ろうとした時、お客さんが丁度山ちゃんの話してて。内容が、その…、」
口籠る圭人。
詳しく聞くと、山田のアンチを盛大にしていたらしい。
圭「普段の山ちゃんだったら気にしないんだろうけど、やっぱね…最近バタバタしてたし」
大「確実に原因それじゃね？」
決定だな。
とりあえずは様子見ようってなったんだけど。
夜、寝る時に、山田と同じ部屋の伊野尾が珍しく慌てた様子でリビングに来た。
伊「ねえ山田いないんだけど！」
大「はあ！？え、あいつ2階行ったよな？」
伊「全部の部屋見たし、クローゼットも確認したよ。いなかった！」
大「えっ脱走…？」
いや大ちゃん…脱走って言葉のチョイスはおかしいだろ。
高「家の中いんだろ。そんな慌てんなって」
大「だってあいつには前科がある！」
高「っつってもなあ、いい大人なんだし、あんま過保護にしなくてもいいだろ」
特に知念と大ちゃん。
この2人は元々山田と仲が良かったから、余計に構ってしまうんだろうけど。
過保護になっているメンバーに山田は未だに戸惑っているように見えるし。
高「俺が探しとくから。みんなはリビングにいてよ」
知「え、でも、」
高「いいから。たまには俺もね、良いとこ見させてよ」
動こうとする知念を少し強引に引き止める。
降りてきたら気付く筈だから1階にはいないだろうし。
本当に抜け出したとなれば、窓からだよな？
念のため全ての窓の施錠を確認するが、全部閉まっていてそこから外に出た形跡は無い。
バルコニーに続く窓さえも閉まっていて。
…ん？
バルコニーに誰かいねえか？
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やまたかLOVE - 次回作も楽しみにしています(*ﾟ▽ﾟ*) (2019年12月27日 15時) (
レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 完結おめでとうございます！とても素晴らしいお話でした！本当に面白かったです！ (2019年12月27日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - メリークリスマスです！素敵な日をお過ごし下さい(*^▽^*) (2019年12月25日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 頑張ってください(*^▽^*)応援してます！ (2019年12月24日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - やまたかLOVEさん» 1いに引き続きコメントありがとうございます（ ; ; ）完結出来る様に頑張ります！(*^_^*) (2019年12月22日 8時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2019年12月17日 3時
