112.ありがとう。 ページ21
知念side
伊「たっだいまー」
伊野ちゃんの声にこの部屋にいた全員が一斉にドアの方を見た。
伊野ちゃんの後ろにはちゃんと、涼介がいて。
知「りょっ…」
声をかけようとしたけど出来なかった。
目を真っ赤にした涼介が、ポロポロと涙を零し出して、伊野ちゃんの後ろに隠れたから。
伊「ちょっと待て山田さん。俺もう拭える袖が無いんだわ。
誰かーティッシュ取って」
伊野ちゃんの指示に、雄也が動いて。
伊野ちゃんはティッシュで涼介の顔を拭く。
何か言っているみたいだけど、ここからじゃ聞き取れない。
伊「…じゃあ、自分のタイミングでいいから言えるよね？」
涼「…うん」
テーブルを囲うように配置されたソファ。
空いている2人掛けのところに伊野ちゃんと涼介が座った。
裕「…やま」
ゆーてぃも、他のみんなも。
心配そうに涼介を見ている。
涼介の拳はギュッと握られていて、震えている。
涼「……気づいたら、両親のいない生活が当たり前になっていた」
震える声で、小さな声で、涼介は話し出した。
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やまたかLOVE - 次回作も楽しみにしています(*ﾟ▽ﾟ*) (2019年12月27日 15時) (
レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 完結おめでとうございます！とても素晴らしいお話でした！本当に面白かったです！ (2019年12月27日 15時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - メリークリスマスです！素敵な日をお過ごし下さい(*^▽^*) (2019年12月25日 16時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - 頑張ってください(*^▽^*)応援してます！ (2019年12月24日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - やまたかLOVEさん» 1いに引き続きコメントありがとうございます（ ; ; ）完結出来る様に頑張ります！(*^_^*) (2019年12月22日 8時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2019年12月17日 3時
