78.♯ ページ29
「うるさい！！！！」
リビング中に響く声に、俺たちの会話が止まった。
涼「…ゆーてぃ、おこってる」
大きい声にビックリした山田は涙目になる。
光「おい！だから待てって！！」
裕「ほっとけよ俺のことなんか！！」
裕翔と光が階段を降りてきた。
裕翔はそのまま玄関へ向かおうとするが、光がその腕を掴んで止める。
薮「ねえ2人ともうるさい。何があった？」
裕「薮くんにも関係ないから！」
光「だから落ち着けって！別に俺は無理に止めようとしてる訳じゃねーから！」
裕「もう、ほっといて！」
大「ちょっ、裕翔も光も落ち着こう！？」
伊「はいはいはい！一旦光と裕翔離れて！
BESTで光の話聞くから。そっちは7お願い」
知「分かった。ゆーてぃ、仕事までまだ時間あるよね？
ちょっとこっち来て話そう？」
興奮冷めやらぬ様子だが、伊野尾が半ば無理やり2人の間に入り距離を取らせた。
伊「で、何？何で喧嘩してんの」
光「実は…さっき廊下で裕翔が真っ青な顔して蹲ってて。
声かけた時から「ほっといて」とか「邪魔するな」って感じで。
体調悪いんなら時間調節してもらえ、って言ったら何か…言い合いがヒートアップしちゃって」
薮「体調悪かったのか、裕翔…。まあここ最近はドラマの撮影で忙しいしな」
高「切羽詰っちゃったんだろうな。ストイックだから」
伊「でも、光までムキになっちゃダメっしょ？」
光「…ごめん」
まあ、気持ちは分かるんだけどさ。
知「伊野ちゃーん、そっち大丈夫？」
伊「うん。事情は聞いた」
裕「…………ごめん、」
知念に手を引かれてこっちに来た裕翔。
さっきの真っ赤な顔とは違い、今は青白い。
裕「ちょっと、自分で自分を追い込みすぎた。
でも、でも…っ、あと少しだから、頑張りたいんだ俺っ」
光「…俺も悪かったよ。
裕翔が頑張りたい気持ちも分かるし、
裕翔のドラマが成功してほしいとも思ってる。
でも、融通なんて効くはずないのに無責任な事言ってごめん」
裕「光くんは悪くないから！俺が…、」
薮「はい！お互い謝ったって事でもう良いだろ？
裕翔、お前は仕事熱心なとこが良いところだけど。飯はちゃんと食う事！
最近、光の作った飯食ってないだろ？
具合悪いんなら悪いってちゃんと俺らに言うこと！
これが守れないんなら今日は家から出さないから！」
裕「…うん。ごめん。ちゃんとするよ」
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アイノア・リカ(プロフ) - masqueradeさん» ありがとうございます（ ; ; ）もう間も無く2は完結になります。3の方もよろしくおねがいします！ (2019年12月17日 1時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます（ ; ; ）知念くんの実は山田くんが大好きな描写は絶対入れようと考えていました、気付いて頂けて嬉しいです！ (2019年12月17日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
masquerade - 更新頑張ってください！応援してます(*ﾟ▽ﾟ*) (2019年12月12日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 幼児化した山田さん可愛いの想像つきすぎるし、大人の山田さんに甘えたい知念くんの思いが切ない…更新楽しみにしてるので頑張ってください！ (2019年12月10日 21時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2019年12月6日 2時
