68.成長。 ページ19
伊野尾side
今日のお留守番組は俺と裕翔と高木！
高木は俺のベストフレンドでしょー、裕翔はカメラ好きでしょー。
この面子が揃った時にやりたかった事が1つだけあるんだよね。
そこで、俺はドラマなんかで培った演技力を披露する事に。
伊「あー！やってしまった！
俺としたことが！お弁当を渡し忘れるなんて！
これじゃあ薮ぅと光と大ちゃんと知念と圭人が困っちゃうなぁ！」
高「は？お弁当？
いつも持っていってないじゃ、」
伊「黙れ高“ぎ”」
裕「なになに？伊野尾くんどうしたの？」
伊「可愛い子には旅をさせろ作戦だよ！！」
高・裕「…はい？」
伊「あーー困った！どうしようかなぁ。
俺も高木も裕翔も用事があって動けないし…。
誰かお弁当をみんなに届けてくれる人いないかなあー！」
子供相手だからちょっとオーバーにリアクションすると、山田の視線が俺に向いた。
涼「りょうが、とどけよっか？」
よっしゃ！キター！！
伊「え、本当！？山田行ってくれるの！？
わー助かるぅ！」
涼「どこにとどけるのー？」
伊「涼介も行った事あるテレビ局だよ！
近くまでは送るからね！高木が！
帰りは薮達と一緒に帰ってきてね！」
涼「はい！がんばる！」
そうと決まれば準備だ。
子供って飽きやすいからね。
やる気があるうちに動かないと。
あらかじめ用意していたお弁当をリュックに入れて、
防犯用ブザーを山田の首にかけ、
いざ！出発！
高「ちょ、いいの！？伊野尾くん！
勝手にそんな事して！みんなに怒られるよ！」
伊「いーの！だって山田この間傘届に行けたじゃん！
ステップアップだよ！
それに山田には、俺ら以外の人とも自力で関わって欲しいじゃん」
人見知り＋山田のは対人恐怖症に近いものがあるからね。
伊「裕翔は山田の勇姿をバッチリカメラに収めて！」
裕「あーなるほど！山には1人でって言ってるけど、俺らは影から見守るんだね！
それなら安心か！カメラ用意してくる！」
伊「ね？高木、これならいいでしょ？」
高「ん“〜…まあ、いいか。
伊野尾くんが大丈夫って言うなら大丈夫なんだろうし」
ほらね、俺のベストフレンドは俺の事否定しないから。
さ！
山田のはじめてのおつかい！
スタートだ！
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アイノア・リカ(プロフ) - masqueradeさん» ありがとうございます（ ; ; ）もう間も無く2は完結になります。3の方もよろしくおねがいします！ (2019年12月17日 1時) (
レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
アイノア・リカ(プロフ) - JUMPLOVEさん» ありがとうございます（ ; ; ）知念くんの実は山田くんが大好きな描写は絶対入れようと考えていました、気付いて頂けて嬉しいです！ (2019年12月17日 1時) (レス) id: 53f4eb9b9d (このIDを非表示/違反報告)
masquerade - 更新頑張ってください！応援してます(*ﾟ▽ﾟ*) (2019年12月12日 22時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
JUMPLOVE - 幼児化した山田さん可愛いの想像つきすぎるし、大人の山田さんに甘えたい知念くんの思いが切ない…更新楽しみにしてるので頑張ってください！ (2019年12月10日 21時) (レス) id: f4e667ae46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アイノア・リカ
| 作成日時：2019年12月6日 2時
