6.♯ ページ6
えっ…何、これ。
圭「……夢でも見てんのかな俺」
圭人の言いたいこともわかる。
楽屋についた僕と圭人はドアを開けてすぐ目に入ってくるソファを見て思考回路が停止した。
だってそこには、小さな小さな男の子が寝ていたから。
知「………涼介?」
圭「え?山ちゃんなわけないでしょ」
知「でもあの子の服ぶかぶかだし。
それにあれさっきまで涼介が着てた服だよ?」
ありえないかもしれないけど、
僕にはあの子が涼介のような気がして。
とりあえず子供をおこして見ないことには変わりないという事で。
僕がその子を起こしている間、圭人にはメンバーを呼んできてもらう事にした。
えっと…普通に起こせばいいんだよね?
知「…起きてー、涼介ー?」
涼介で合ってるよね?
何度か肩を揺らしながら呼びかけると、少しだけ動いた。
「んぅ〜……」
知「涼介?」
もう一度呼びかけると、目がうっすらと開いた。
僕の顔を見てか、その子は今度は大きく目を開き瞬きを繰り返した。
知「えっと、涼介?で、合ってるかな?」
「…おまえ、だれだよ」
小さい体には似合わない言葉遣いで、その子は僕を睨みつけた。
涼介?
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バレー☆JUMP - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2019年12月1日 18時) (レス) id: be5a18060c (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 804987f918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイノア・リカ | 作成日時:2019年11月29日 8時