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34.♯ ページ34

光「涼介ー?どっか痛いとこある?」

涼「グスッ…ふわふあ…」

光「んーフワフワするなぁ。
朝から気持ち悪かったでしょ?もう大丈夫だよ」

涼「…いつも、とっ、ちがうからっ…かなしかったの…っ」

光「そうだよな。泣かなくても大丈夫だよ〜。
涼介ね、いっぱい遊んだから体が疲れちゃってんのよ。だから今日は一日寝てようね」

涼「…ひかるくん…グスッ」





知「僕、冷えピタと体温計貰ってくるね」

高「俺のブランケット使っていいよ」





知念が貰ってきた冷えピタを涼介のおでこに貼り、
熱を測ると7度8分。





伊「熱上がんないといいね。
今の山田じゃ病院連れて行けないし」


薮「ごめん…俺全然気づけなくて」


光「しょうがないよ。
子供って体調悪くても自分から言い出せないし。
それに山田って元々我慢ばっかして頑張る性格だろ?
中々気づけないさ」

大「環境の変化とかそういうのに敏感なのかなー。
熱出したのって」





あれこれ俺らが言っている間に涼介は光の腕の中で寝始めた。




ほんのり頬が赤い。

目元は泣いた跡がくっきりと残っている。






ごめんな、涼介。気づけなくて。









熱出している時に離れるのは忍びないが、

涼介をマネージャーに任せて俺たちはスタジオに向かった。




今現在、ジャニーさんの指示で個人の仕事に専念する事になったが、
今日の撮影は前々から決まっていた雑誌のコーナーの為、山田抜きでする事に。





今まで、山田がいない撮影現場なんていくらでもあったが、今日のは山田がいるのに山田がいない撮影。




なんだかいつもと違う雰囲気が漂っている。





「はーい!オッケーです!
以上で撮影は終わりです!」


JUMP「お疲れ様でした!」





撮影が終わった瞬間、全員早足にスタジオを出る。


もちろんスタッフさんへの挨拶をかかさずに。








大「ただいまー」


 
珍しく大ちゃんが小さめの声で楽屋のドアを開けた。



涼介はソファの上でクマを抱えながら寝ていた。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 ,   
作品ジャンル:泣ける話
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バレー☆JUMP - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2019年12月1日 18時) (レス) id: be5a18060c (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 804987f918 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイノア・リカ | 作成日時:2019年11月29日 8時

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