4.♯ ページ4
俺と伊野尾ちゃんは楽屋に戻り、それぞれに買ってきた飲み物を渡す。
薮「ありがとう。
山田、さっきからずっとケータイ鳴ってたよ?」
涼「んー?あー、分かった」
イチゴオレのパックにストローをさしながら、自分のケータイを開く。
画面に映る着信履歴には見覚えのある番号がズラリと並んでいて。
とりあえず留守電を聞こうとボタンを押す。
『もしもし、涼介?今度、家に行くからね?それでさ…−−−』
最後まで聞かずに電話を切った。
ス「みなさんお待たせしました!
最初山田さん以外で撮ります」
J「はーい」
スタッフさんの呼び出しにみんなは立ち上がる。
知「涼介?スタジオ行こ?」
涼「あー俺ちょっと遅れてくわ。
どーせ最初俺抜きだし」
ぞろぞろと楽屋を出て行くみんなの背中を見送って、俺はソファに寝転んだ。
ケータイは、見る気になれなくてテーブルに置いた。
イチゴオレを寝転んだまま口に運ぶと少しだけ苦しかった。
次第に瞼が重くなり、少しの間だけだと思って目を瞑った。
686人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
バレー☆JUMP - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2019年12月1日 18時) (レス) id: be5a18060c (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 804987f918 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アイノア・リカ | 作成日時:2019年11月29日 8時