12.守るから。 ページ12
知念side
涼「俺、くらいのもいたいのやだもん。おうちかえりたいっ…こーた、おうちまでつれてって!」
この涼介の言葉と、次にくる宏太の言葉に衝撃を受けない人はいないだろう。
だって、涼介はJr.の時から笑顔が可愛くて天使みたいで、みんなから慕われていて。
僕や大ちゃんはよく涼介に相談をしていて、いつもそれを親身になって聞いてくれて。
悩みなんてない…そんな事は思ったことないけど。
涼介にそんな過去があったなんて。
泣きたいのは涼介なのに、今目の前にいる小さい涼介が泣いているのに。
僕まで泣きそうになった。
薮「涼介は本当にお家に帰りたい?」
みんなが動揺して言葉も出ない中、宏太だけが冷静に涼介に話しかけた。
涼「…だって俺にはたよりになるひとがいないから」
薮「お兄ちゃんたちじゃダメかな?
お兄ちゃんたちがずっと涼介の傍にいるから、涼介も俺たちに頼って?」
涼「でも、」
薮「涼介がお家に帰りたくないって言うんなら、絶対助けるよ。
涼介は1人じゃないから、俺たちが…Hey!Say!JUMPがいるから」
俺たちがHey!Say!JUMP
ライブ前にいつもやる円陣の掛け声。
涼介はHey!Say!JUMPのメンバー。
絶対に欠けちゃいけない人。
僕たち、9人揃ってHey!Say!JUMPだから。
知「僕だって助けるよ!
だって涼介の事大好きだもん!」
今までだって、小さな困難から大きな困難まで。
みんなで乗り越えてきた。
時には涼介に助けてもらった事もある。
JUMPの最前線に立って、僕たちを支えてくれた。
引っ張ってくれた。
大「俺だって!山田の事好きだし!」
高「こんな山田をほっとくわけないでしょ」
裕「山は大事なメンバーだからね」
圭「山ちゃん…辛かったね。俺たちが守るよ」
伊「JUMPは支え合っていかなきゃね」
光「山田含めて俺たちがHey!Say!JUMPだ!」
僕たちだって、涼介を支えたい。
涼介の“未来”が少しでもより良いものになるように。
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バレー☆JUMP - すごく面白いです!続き楽しみに待ってます。 (2019年12月1日 18時) (レス) id: be5a18060c (このIDを非表示/違反報告)
やまたかLOVE - とても面白いです!更新頑張ってください! (2019年11月30日 19時) (レス) id: 804987f918 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイノア・リカ | 作成日時:2019年11月29日 8時