unlimited game‐the third ペルソナ使いの僕らは- (ページ27)

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24 金城銀行ページ27

A｢……そういえば,先輩は何か身を守る手段はあるんですか?｣

真｢合気道なら覚えがあるわ。自分の身は自分で守れるわ。そう言うAさんは……｣
A｢…そういえば最近お兄ちゃんとストレッチとか筋トレとか…まぁ身を守る手段ならありますし,ご心配なく…｣

ちょっとした話をしながら銀行の中に入る＿＿

…中はちゃんとした銀行……そりゃそうか。

するとガードマンらしき人物らが真達の前に立ちはだかる

『どういったご用件で?』

真｢頭取に話があるの｣
スカル｢頭取って?｣
A｢銀行のトップのこと｣

『アポイントはありますか?』
真｢いいから取り次ぎなさい!｣
『アポイントがない方はどなたであろうと通すことはできません』

……やっぱりそうなるよね

≪お通しして差し上げろ≫

突然,金城の声が何処かから聞こえた

ガードマンは金城の指示通りに素直に通してくれた

私達は応接室に通された

応接室に入り,まず目に入ったのは机の上にこれでもかと積まれたお札の束が置かれていた

スカル｢すげぇ…牛丼どんだけ食えんだこれ…｣

《不法侵入,その他迷惑行為。しめて300万円の賠償金の件ですよね?
現役美人生徒会長と,そのお友達さん?
300万円も集めるのはさぞ大変でしょう?融資しますよ》

モニターごしでも分かるカネシロの偉そうな態度
何だか、嫌な感じがする……

スカル｢チャラにしてくれんの?｣

《｢融資｣ですよ。利率は1日1割》

パンサー｢1日1割の利子…ってことは,1日…｣
真｢30万よ｣
スカル｢なぁA,つまりどういうことだ?｣
A｢要するに,お金を持っている側(銀行)が借りる側にお金を貸す代わりに一定のお金を見返りとして貸す側(銀行)に払ってください。…ってことかなぁ｣

(意味を調べて要約したので間違っていたらコメント欄にて教えてください by作者)

フォックス｢なるほど。分かりやすい説明だな｣
A｢1日30万の利子で3週間。1週間のノルマは単純計算で100万…ちょっと頭痛くなってくるわ…｣

《ご安心を,そんな貴方がたに現実的なプランをご用意しております》

真｢最初からそういうつもりだったんでしょ?｣

《さすがの洞察力ですねぇ新島さん…いや,
美人検事,新島冴(にいじまさえ)さんの妹さん
と言った方が良いかな?》