GUILTY for 6 (ページ20)

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「え……A？ Aだよね？」

そこの雑貨屋で声をかけてきた店員＿＿＿
俺の幼馴染のAだった。

「そう、A！！！健ちゃんだ～！！
また会えるなんて嬉しい！私の事、覚えててくれたんだね」

「…当たり前じゃん、どれだけAの世話したと
思ってんの？笑」

Aとは幼稚園からの幼馴染だった

本当に家族ぐるみで仲が良くって、幼少期は
ずっと2人で居た

だけど、中学に進学するタイミングでAの親が
転勤になり地方に引っ越してしまった

その後、数年後はちょくちょく連絡は取っていたけど
高校に進学してしばらく互いに連絡を取らなくなって
社会人となり、音信不通状態になっていた

「世話とか言い方悪いからやめてよ笑
…ってそんな事より！何買いに来たの？誰に？」

「世話したからね俺！？笑
あぁ、、、女の子の友達？にちょっとね」

「えぇやっぱ彼女なの～？健ちゃん格好良いから
美人な彼女さん居るんでしょ～？」

「ちーがうよっ！ただの友達だってば笑」

「はいはい、分かりました笑店員としても
ちゃんとご要望にピッタリなもの、探しますんで」

～

「さすがだよA、喜んで貰えると思う！
ありがと！」

「店員として当たり前の事をしたまでです笑
ねぇ健ちゃん、良ければだけど今度ご飯行かない？
こうして久しぶりに会えたわけだしさ！！」

「あっ、、、、うん！行こ？
これ、俺の連絡先！いつでも連絡して？
Aの為なら何処でも飛んでくからさ？」

「私の為って本当、そこは小学生の頃から全く変わってないんだね笑とりあえず仕事終わったら連絡入れとく！じゃあ、また！」

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