幼なじみ、それ以上は…？ (ページ3)

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結局いつも通りタクシーで帰ってきた。

ムカつくからてつやの財布から金を払って慣れたようにポケットから鍵を出す。

もう何度来たかもわからないこいつの家。

「もー…っ、重い、って…くそっ…」

何とかこいつを運びベッドに投げ捨てた私は疲れてその場に座り込んだ。

呑気に寝やがって。

まじこいつ重すぎ、ダイエットしろよ。

「んー…A…」

「なに、水？…ちょっと待って」

自分がディスられるなんて気づかず酔い潰れてるてつやがまた訳わかんない事言い出したから、水でも飲ませようと立ち上がった時。

「わっ、引っ張んな、っ」

腕を引っ張られてベッドに引きずり込まれ…。

「ん…ぅ…」

キスをされた。

「もっ…やめろ…」

臭い、汚い、とにかく最悪…。

なのに、てつやを殴らず逃げ出さないのは惚れた弱みか。

ちくしょう。ばか、クズ、女好き。

心の中でそう呟いてる間にもてつやの手は私の服を脱がせて行き、またてつやの舌が私の口内へと入ってきた。