月明かりの下聞こえる音色 (ページ10)

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一章5話ページ10

私「あの皆さん固まってどうしましたか？もしかして私変な顔してましたか？すみません。あまり顔に表情が出なくてそのごめんなさい。私どんな顔してましたか？」

幸村「別に変な顔だったわけじゃなくて、その君も笑うとその・・・。」

信之「可愛かったと言いたいんだろう？」

私「そんな可愛いだなんて///」

佐助「可愛かったぜ。笑ってる方が絶対いいよ。」

鎌之介「うん、可愛かった。」

才蔵「可愛かったな。」

信之「なぜそんなに表情が表に出ないんだ？」

私「さあ？わからないです。」

幸村「でも、もっと笑った方がいいよ。笑っていたらなんでも乗り越えられるからね。」

私「そうですか・・・。まぁ頑張ります。」

幸村「それじゃあ話はこれで終わりだから今から城下にバタバタバタ

兵士「幸村様、西の村に大量の厄魔が出たとのことです。」

幸村「なんだって！すぐに行かないと！」
バタバタバタ

信之「またあいつは突っ走って・・・。仕方がない俺たちもすぐ後を追うぞ！」

佐助、才蔵「はい。」

鎌之介「僕、寝たかったんだけど・・・」

信之「君はどうする？城に置いていくのも不安だが、連れて行くのも危険だ。君はどうしたい？」

私「行きます！行かせてください。刀は一応使えます。自分の身は自分で守って迷惑はかけません。だからお願いします。」

信之「わかった。じゃあこの刀を渡しておこう。」

私「ありがとうございます。」
私は腰に差し抜いてみた。
私(綺麗・・・)

信之「それじゃあ行こうか。俺たちの大将の元へ！」