16皿目 ページ18
調理室にはいるとまず
エプロンをつけ
何を作ろうかと考えはじめた
フレンチ…中華…色々あるけど…
特質して作りたいものは無い
と言うより 料理が したい
ふみ緒｢おや？A何してるんだい？｣
貴方｢あっ ふみ緒さん
料理を作ろうかなぁーって…｣
腕組みをして考えていたら調理室のドアが
開きそちらを見やるとふみ緒さんが
驚いたようにこちらを見ていた
ふみ緒｢なんと！お前の料理が食べられるのかい？
これは見ものだねぇ｣
貴方｢そ、そんなすごいもの作らないよっ？｣
謙遜しながら言うがふみ緒さんは
知らないとでもいうかのように ウキウキしながら
近くの椅子を持ってきて座った
ど、どうしよう…
そんなこと考えてる時だった
ちらりと私の視界にあるものが飛び込んだ
貴方｢…っよし決めた！
それじゃあ…大御堂ふみ緒様 少々お待ちください｣
そういい私は調理に取り掛かった
えっとまずは…
ロボクープに常温に戻した
バター、粉糖、トリモリン、バニラペーストを
入れてサブラージュする…
そんなことを考えながら早く、かつ
美しく料理を進めていくと
ふみ緒さんが何やら閃いたよう顔をして
私に尋ねた
ふみ緒｢…？Aこれは…？｣
貴方｢あっえっと…今から作るのは
ケイク・バニーユだよドライミックスが目に入った
から…なんで、単純だけど｣
恥ずかしく笑い作業に戻った
私が作業を進めていると一際目立つ声が
寮中を駆け巡った
幸平｢たでーまー｣
田所｢た、ただいまです！｣
二人が帰ってきたようだ
静かでなおスピードを重視した私の料理
二人が帰ってきたということが容易にわかった
貴方｢早く終わらせなきゃ…！｣
私はそこからまたスピードをあげ
約１時間後あっという間にケイク・バニーユを
完成させた
貴方｢ふぅ…ってあ！ご、ごめんね？使う予定
だったんだよね…？｣
ひとつ安堵のため息 をついてからふみ緒さんの
方を向くと 幸平君と恵ちゃんがこちらをジッ
と見ていた
幸平｢白雪！｣
貴方｢はっはい！｣
突然の呼ばれに驚きおかしな声を出してしまい
目をキュッと瞑れば足音が近くなるのが聞こえ
や、やばいよ…
と内心慌てていては肩をガシッと掴まれ
幸平｢俺にもそれ食わせてくれ…！｣
拍子抜けな回答に終始止まり
真顔になるもすぐに笑いがこみ上げ吹き出してしまい
貴方｢っはは！！いいよ たべて？｣
ケーキを切り分けながらそう返答した
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46猫(プロフ) - 更新、待ってましたー！！ また楽しく読ませていただきます(^^)/ (2018年8月3日 10時) (
レス) id: 077adc2573 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 葉山、ｷﾀｰ!щ(゜▽゜щ) キュンキュンし過ぎて天に召されそうです…(゜ー゜) (2018年4月28日 20時) (レス) id: 077adc2573 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - ｷﾀｰ!щ(゜▽゜щ) ニヤニヤしながら堪能させていただきました。 (2018年4月26日 20時) (レス) id: 077adc2573 (このIDを非表示/違反報告)
黒いぬ。(プロフ) - 46猫さん» ありがとうございます(*^^*) (2018年4月26日 20時) (レス) id: 928b2c1214 (このIDを非表示/違反報告)
46猫(プロフ) - 面白いです！ 頑張ってください！ (2018年4月23日 23時) (レス) id: 077adc2573 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒いぬ。 | 作成日時：2018年1月6日 12時
