am1：32。 ページ7
朝、目が覚めた時。
昨日の胸がつかえるようなもやもやは無かった。
けど…昨日のキュヒョナの顔が頭の中にチラついて、やっぱり胸はぎゅ…ってなった…。
出勤して、ミヌに会う。
ミヌ「昨日、心配した。」
って少し不機嫌そうに言われて、
「ぁ……ごめん(笑)」
思わずごめんってしたけれど、
その後に続く言い訳を上手く見つけられなくて、
ミヌ「男？？女？？＾＾」
「？？(笑)」
ミヌ「相当焦ってたから…(笑)」
「………」
ミヌ「まぁ…言いたくないならいいけどー＾＾(笑)」
ってわたしの前を通り過ぎて行った。
昨日の一件で少し逞しくなったわたしの心臓は、
こんなことでは何も乱れたりはしないけど…でも…
ここでもまた…ほんのすこーし…胸の端っこがキュってした。
そうそう…。
時間はちゃんと進んでる…。
昨日だって…。
わたしがミヌと居たように、
キュヒョナだってもしかしたら…。
って思ったら、平気だと思った夜が急にセンチメンタルになった。
家に帰っても、
やっぱり車は停まっていないし、
電話だって、
鳴らない…。鳴るはずもない…。
キュヒョナは…ちゃんとキュヒョナだったけど、
あんなの…キュヒョナじゃないよ…。
〜♪
〜♪
「んん……」
真夜中に響く着信音。
「………」
目を瞑ったままケータイを掴む。
「…………」
真っ暗な部屋に画面が眩しくて、
薄っすら目を開けたら…
『着信 キュヒョナ』の文字。
「………(汗)」
画面の端にある時計を見たら、
am1：32。
「………(汗)」
緊張する指先が通話ボタンを押せない…。
「………(汗)」
画面に触れるまで数ミリのところで、電話が切れた…。
「…………」
『不在着信 1件』
なんで、出なかったんだろう…。
折り返す勇気も出ず、
ケータイを握りしめたまま、
いつの間にか眠ってた…。
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ally(プロフ) - し大好きなお話です、ギュとヌナが色々あったけどまた戻れてよかった(*´∀｀)梨子さんおつかれさまでした、ありがとうございました(^人^) (2016年10月18日 10時) (
レス) id: f3315582c7 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 感想を、すごくすごく感想をお伝えしたいのですが、だめでした。言葉に出来ませんでした。すごくすごく大好きなお話で、読んでてすごく辛かったけど、本当に大好きなお話でした。ありがとうございました。涙 (2016年10月18日 3時) (レス) id: 7810b28ece (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - またくっついてよかった〜！！ありがとうございます^^ (2016年10月17日 17時) (レス) id: 4279d10aea (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - やっとぎゅちゃんの安らぐ場所、ヌナの安らぐ場所を確保しましたね（≧∇≦） (2016年10月17日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - 梨子さん、更新ありがとございます。ずっと待ってました。この二人が大好きで、幸せになってほしいです。続きも楽しみにしてます。 (2016年6月6日 6時) (レス) id: 705b795401 (このIDを非表示/違反報告)
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