キスとキスとキス。 ページ34
んっ。
ってきつく結ぶ唇をぐいぐいこじ開けようとするキュヒョナ…。
漏れる息と同時に少し油断して緩んだ隙間から
一瞬でキュヒョナが舌を押し入れた。
「ふんっ…(汗)」
わたしの右手はキュヒョナのTシャツの肩のところをぎゅ…っと掴む。
小さく震えるわたしの拳を
キュヒョナの左手が優しく包む…。
しょっぱいキスに溺れながら
わたしを上手にソファに沈める…。
「んん…(汗)」
長過ぎるキスに、酸素が足りなくて目眩がする…。
息を吸いたくて横を向いて逃げるのに
すぐにまた塞がれる…。
相変わらず掴んだままの右手と、
キュヒョナの肩をやんわり押し返す左手。
押し返してるわたしの左手は、
キュヒョナが自分で自分の首に回させた。
「…(汗)」
指先が久しぶりに髪に触れて…、
目一杯のキュヒョナの匂いにまた…痛くて苦しい…(泣)
薄っすらとした暗闇に目が慣れて、
わたしのすぐ上にいるキュヒョナと目が合った…。
「………」
KH「………」
うるうるしてる濡れた目で、
グラングラン揺れる目で見つめ合う。
静かな吐息のかかる距離…。
「………」
KH「………」
吸い寄せられながらまた…唇が重なる…。
キュヒョナの肩でぎゅって握ってる拳を
そーっと解いて指を絡めた。
キスをして、
息をして、
キスをして、
息をして…。
唇から頬を伝って耳元…。
ゆっくり首筋へと落ちていくキュヒョナの唇に
体と気持ちが緊張する…。
「……(汗)」
気持ちよりも先に体がストップをかけた。
「……(汗)」
キュヒョナの肩をやんわり押し返す…。
KH「……ごめん…」
「……(汗)」
きっとわたしの顔は困ったまま、
天井を見つめてる。
首筋に埋まるキュヒョナの頭をそっと撫でたら、それに身を任せたキュヒョナの体重を感じた…。
「…重…ぃ…」
しばらくそのままでいたけど…
「んん゛…(汗)」
重くてもぞもぞ動いたらすぐにキュヒョナがどいた。
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ally(プロフ) - し大好きなお話です、ギュとヌナが色々あったけどまた戻れてよかった(*´∀｀)梨子さんおつかれさまでした、ありがとうございました(^人^) (2016年10月18日 10時) (
レス) id: f3315582c7 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 感想を、すごくすごく感想をお伝えしたいのですが、だめでした。言葉に出来ませんでした。すごくすごく大好きなお話で、読んでてすごく辛かったけど、本当に大好きなお話でした。ありがとうございました。涙 (2016年10月18日 3時) (レス) id: 7810b28ece (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - またくっついてよかった〜！！ありがとうございます^^ (2016年10月17日 17時) (レス) id: 4279d10aea (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - やっとぎゅちゃんの安らぐ場所、ヌナの安らぐ場所を確保しましたね（≧∇≦） (2016年10月17日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - 梨子さん、更新ありがとございます。ずっと待ってました。この二人が大好きで、幸せになってほしいです。続きも楽しみにしてます。 (2016年6月6日 6時) (レス) id: 705b795401 (このIDを非表示/違反報告)
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