まるで。 ページ3
「ごめん、ミヌ。」
ミヌ「？？」
「止めて？(汗)」
ミヌ「ぇ？」
「車…止めて(汗)」
ミヌの右の袖をギュっと摘む。
困惑しながらミヌは車を停めた。
「ごめん、ちょっと用事出来ちゃって…(汗)」
ミヌ「用事？(汗)」
シートベルトを外して、
車のドアを開けようと手をかける…。
「ぅん(汗)ごめん、また連絡する(汗)ぁりがとう(汗)ごめんね(汗)」
って言いながら車を降りた。
ミヌ「ヌナ？！」
まるでダサいドラマのワンシーンみたい…。
多分…もういないよって自分に言い聞かせながら歩く足が速くなる。
ドラマでもあるまいし………。
「はぁ…はぁ…(汗)」
ドラマだったら…あの場所にキュヒョナはまだ立ってる…。
でもこれは…ドラマなんかじゃないし…。
わかってるのに、いつの間にか殆ど走ってた…。
さっきの場所に辿り着く前に、
目に映ったのは…
「………(汗)」
さっきと同じまま…、
ドアを開けたままこっちを見て立ってるキュヒョナだった……。
キュヒョナがわたしを見つけて目と目が合った時、キュヒョナまであと5m位の場所でわたしの足が止まった…。
「………」
KH「………ヌナ…」
細く…脆く呼ばれたその声に、
引き寄せられるように近づく…。
ゆっくり…ゆっくり…(汗)。
「………(汗)」
1m弱…まで近づいた所で、
キュヒョナが沢山の瞬きと一緒に視線をそらして俯いた…。
KH「…………」
「…………」
だからわたしもつられて、足元を見る…。
KH「…ごめ…ん……」
「……ぇ…？(汗)」
自然に視線を上げたら、
キュヒョナと目が合った。
KH「…ぁ……ごめん……。思わず……呼んじゃった……(汗)」
「………」
KH「………ごめん…」
「………」
ただ…名前を呼ばれただけなのに…。
こんなに切なく「ごめん」って言われることに、この胸が締め付けられて苦しくなるのは…、
未だ…、
今も、キュヒョナに呼ばれることがわたしの中では当たり前…のことだって思ってるから…？。
カクカクってしながら、
「ううん…」って首を横に振った。
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ally(プロフ) - し大好きなお話です、ギュとヌナが色々あったけどまた戻れてよかった(*´∀｀)梨子さんおつかれさまでした、ありがとうございました(^人^) (2016年10月18日 10時) (
レス) id: f3315582c7 (このIDを非表示/違反報告)
しぃ(プロフ) - 感想を、すごくすごく感想をお伝えしたいのですが、だめでした。言葉に出来ませんでした。すごくすごく大好きなお話で、読んでてすごく辛かったけど、本当に大好きなお話でした。ありがとうございました。涙 (2016年10月18日 3時) (レス) id: 7810b28ece (このIDを非表示/違反報告)
みみもも(プロフ) - またくっついてよかった〜！！ありがとうございます^^ (2016年10月17日 17時) (レス) id: 4279d10aea (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - やっとぎゅちゃんの安らぐ場所、ヌナの安らぐ場所を確保しましたね（≧∇≦） (2016年10月17日 16時) (レス) id: 81ec167096 (このIDを非表示/違反報告)
かお(プロフ) - 梨子さん、更新ありがとございます。ずっと待ってました。この二人が大好きで、幸せになってほしいです。続きも楽しみにしてます。 (2016年6月6日 6時) (レス) id: 705b795401 (このIDを非表示/違反報告)
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