first love...*Kyuhyun...２

意外…。 ページ43

朝の光りが差し込む部屋…

ベッドの上でぎゅっと抱き締めあう二人…

「キュヒョナ…そろそろほんとにシャワーしなきゃ…」

本当は、このままずっとこうしていたいけど…

名残惜しくキュヒョナから離れようとする…

KH「…髪…いい匂いする…」

「うん…(笑)だからキュヒョナも浴びておいでよ…＾＾」

KH「ぅん…」

返事をしながら、わたしを抱き締めたまま…
一向にその気配の無いキュヒョナ…

「洗ってあげようか…？？＾＾」

KH「…ほんと？？＾＾(笑)」

体を離し、わたしの顔を見るキュヒョナの顔が、
今日初めて見る、最高に可愛い笑顔…

「…冗談(笑)わたしもう浴びちゃったもん(笑)」

KH「…別にもう一回浴びればいーじゃん！(笑)」

「やだー(笑)」

KH「なんで」

「髪の毛も乾かしたし、そもそも一緒にとかやだ！(笑)」

KH「なんで」

「恥ずかしいから！(笑)」

KH「……じゃぁもう一回寝る…」

って言って、布団を被りまた横になったキュヒョナ…

「ダメだって！時間！！(汗)」

KH「じゃあ洗って。」

わたしに背を向けたまま、拗ねた子供みたい…

「………」

KH「おやすみ。今日の歌番組にはオレの姿はないけど心配しないで。」

「…(笑)」

困り果てて、そのまま座っているだけのわたしと、
何も言わない動かないキュヒョナの背中…

KH「………」

「洗うだけだよ？」

と小さな声で言ったら、

KH「もちろん！朝からバスルームで何するの？？A＾＾」

とにっこにこの顔で振り返った…。

そして、さっきまでの動きが嘘のように機敏な動きで
バスルームへ…

恥ずかしいから先に入っててと言って先にバスルームの中にいるキュヒョナ…。

服を脱いで、バスタオルを固めにぐるぐる巻きにしてわたしも入る…

「………(汗)」

KH「＾＾」

別に初めての裸でもないけど…こんな風に明るい場所で見るのは
初めてだし…いつもまともに見てるわけじゃないし…(汗)

恥ずかしさと緊張で視線も合わせられない…

キュヒョナの視線を感じながら、シャワーを出した…

温度を確かめて、キュヒョナの顔を見る…

KH「…？？＾＾」

「届かない…頭…」

KH「…ぁあ(笑)」

意外に照れないキュヒョナが意外…

バスタブの淵に座ったキュヒョナ。

「女の人と…シャワー浴びたことあるの？？」

座ってるキュヒョナの脚の間に立ち、聞いてみた。

KH「あるわけないじゃん！(笑)」

「そうなんだ(笑)目…閉じて」

目を閉じたキュヒョナの頭にお湯をかけた…

ほんとに…。→←目覚め…。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す