そうじゃない…。 ページ2
夢の中で遠くに聞こえる着信音…。
〜♪
「ん゛ん…」
ケータイを手に取らなくても、誰だかわかる…。
きっと…キュヒョナだ…
重たい瞼で、ぼんやりした視界に見えるのは、
『着信 キュヒョナ』
「…もしもしー、、、」
KH「ぁ…寝てた…?」
「んー…、、、」
目を閉じたまま、体を起こす…
KH「………」
「なんかあったー…?」
KH「………」
何も言わないキュヒョナ…
「キュヒョナー…?」
KH「ヌナが居なくても、平気か平気じゃないか…なんて考えたこともなかったから…」
「…ぅん…?」
やっぱり…またぶり返しちゃったんだな…
KH「ヌナが…ヌナにああ言われてから、意外と…今淋しいんだけど…」
「………」
KH「…聞いてる?」
「ぅん…聞いてるよ…^^」
真っ暗な部屋の中で、膝を抱えてキュヒョナの話を聞く…
KH「じゃぁ何か言ってよ。」
「…なんかって…言われても…、、、」
KH「ヌナは…全然平気そうだもんね…。別にオレいなくても。」
「……ぇ?」
KH「野太い声の男と楽しくやってるし。」
キュヒョナの話す内容が全然わからない…。
「なんで、わたしの話?(笑)わたし関係ないじゃん(笑)」
KH「…は?」
「ヌナのことで辛いからって、八つ当たりされても困る…(笑)」
KH「………」
「キュヒョナ今仕事中?」
KH「…ぅぅん。」
「ワインでも飲んで、嫌なこと忘れちゃいなよ…^^大丈夫。いつか…そのうち絶対忘れるからー…^^今だけ…もうちょっとの我慢だよ…^^」
なんで…わたしが励まさなきゃいけないの…
出来ないから、離れたのに…、、、
「聞いてるー?」
KH「………」
「ふぅ…。困ったなぁ…、、、」
それでも何も言わないキュヒョナ…
「…泣いて…ない…よね…?(汗)キュヒョナ…?」
ピンポーン…
家のインターホンが鳴った…、、、
こんな真夜中に…、、、
KH「ヌナ。開けてよ。」
「………」
電話の向こうから聞こえる声…
「ぇ…、、、」
ピンポーン…
ピンポンピンポンピンポンピンポーン…
「え…(汗)なに…(汗)」
立ち上がり、恐る恐る玄関に近づく…
「キュヒョナ…?(汗)」
ドアの前でキュヒョナに聞いた。
KH「うん。」
電話と、ドアの向こうから聞こえるキュヒョナの声…
ゆっくりドアを開けると、キュヒョナがいた…
「……(汗)」
KH「そうじゃないんだ…」
それだけ言ったキュヒョナが、突然わたしを抱き締めた…
強く…強く…、、、↑
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みるく - とても良かったです。やっと二人で落ち着いたってかんじですね。甘い時を過ごせて幸せ一杯です!また梨子様の作品読ませていただきますね!楽しみです! (2015年7月12日 12時) (レス) id: 24618d5a10 (このIDを非表示/違反報告)
朱里 - 梨子さんいつも、楽しく読ませて頂いています。firstloveキュヒョンsideの話も見てみたいです。 (2015年6月14日 14時) (携帯から) (レス) id: 2198a50901 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてました!また機会があったらぜひギュのお話を書いて欲しいです! (2012年10月7日 20時) (レス) id: e0dd870e5f (このIDを非表示/違反報告)
miwasan(プロフ) - ギュ編お疲れ様でした(´ω`)更新のたびにキュンキュンさせてもらいました (2012年10月7日 19時) (レス) id: 980b21fd72 (このIDを非表示/違反報告)
めいはる(プロフ) - はじめまして。私の生きがいが終了してしまいました。本当に素敵なお話でした(*^_^*)梨子さん。ありがとう(^_^)v (2012年10月7日 19時) (レス) id: 98bb4935a7 (このIDを非表示/違反報告)
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