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side. ジン
じゃあね、と駅でみんなと別れて、
Aを家まで送っていくことになった。
『こんなとこに公園あんだね。』
「こっちの方あんまり来ないの?」
うん、と返す前に公園に入っていく彼女。
私もいつもは通り過ぎるだけだよ、と言いながら
迷うことなくブランコに腰掛ける。
俺もその隣に座ってみた。
「ふふ。」
『何、急に笑って、変なやつ。笑』
「今日はジンくんと2人きりが多いね。」
きっと深い意味はない言葉を意識してしまう。
『そう言えばさ、Aは好きな人いるの?』
Aはうーん…と間を置いた後で、
「ジンくんは好きな人に告白とかしないの?」
と聞いてくる。
『全然俺の質問答えないじゃん。笑』
「へへ。笑 だって、ジンくんだったら告白したら絶対付き合えるよ。」
『そんなことないよ。』
「あるよ、モテそうだもん。」
地面に足を蹴りつけてブランコを少しだけ揺らすA。
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ゆきだるま(プロフ) - べまほのさん» ありがとうございます!嬉しいです!続編でもよろしくお願いしますヽ(*^ω^*)ノ (2017年7月1日 2時) (レス) id: ded91f8e0f (このIDを非表示/違反報告)
べまほの - すっごい面白い!更新待ってます! (2017年6月25日 11時) (レス) id: e4c7ea87e6 (このIDを非表示/違反報告)
まほめいこーん(プロフ) - ゆきだるまさん» そうなんですか!?ありがとうございます^^ (2017年6月25日 0時) (レス) id: cce29be520 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま(プロフ) - 舞魅屡さん» コメントありがとうございます(*´-`)♪ (2017年6月24日 1時) (レス) id: ded91f8e0f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきだるま(プロフ) - まほめいこーんさん» ありがとうございます!そして私も作品読ませてもらってました(*´-`)笑 (2017年6月24日 0時) (レス) id: ded91f8e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきだるま | 作成日時:2017年6月16日 21時